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手をとりあって
クイーンの楽曲 ウィキペディアから
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「手をとりあって」(てをとりあって、英語: Teo Torriatte (Let Us Cling Together)[注釈 1])は、イギリスのロックバンド・クイーンの楽曲。作詞・作曲はブライアン・メイ。1976年に発売されたアルバム『華麗なるレース』の結びの曲として収録されている。
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曲中の日本語詞

曲中では、同じ意味の歌詞が、英語と日本語の両方で歌われている。
英語
- Let us cling together as the years go by,
- Oh my love, my love,
- In the quiet of the night
- Let our candles always burn,
- Let us never lose the lessons we have learned.
日本語
- 手を取り合って このまま行こう
- 愛する人よ
- 静かな宵に
- 光を灯し
- 愛しき教えを抱き
この部分は、来日時に通訳を担当していた鯨岡ちかが、ブライアン・メイの依頼を受け、英語の歌詞を翻訳して完成した[2]。
なお、本作の正式なレコーディングが行われる前の1976年9月18日にハイド・パークにて開催されたフリーコンサートでの東郷かおる子[注釈 2]の取材では、ロジャー・テイラーが「まだ内緒だけど、次に出すアルバムには、歌詞に日本語を交えた曲を入れる予定なんだ」と答えている[3]。
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リリース
本楽曲は、1976年12月18日に発売された5thアルバム『華麗なるレース』のB面5曲目に収録された。1977年3月25日に日本限定でシングルカットされ、B面には「懐かしのラヴァー・ボーイ」を収録。本シングルは、オリコンで49位を獲得した。
本アルバムの翌々年に発売した7thアルバム『ジャズ』に収録されている楽曲「レット・ミー・エンターテイン・ユー」の中で、"We'll sing to you in Japanese"(俺達は日本語でも歌う)という歌詞がある。
2005年・2008年にそれぞれ発売された日本限定で発売されたベスト・アルバム『ジュエルズII』『クイーン・イン・ヴィジョン 2008 〜グレイテストTV&ムーヴィー・ヒッツ〜』には、ハイデフィニションミックスされた音源が収録された。
2011年には、東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティーアルバム『ソングス・フォー・ジャパン』にも収録された[2]。2020年1月15日に日本限定で発売されたベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』の収録曲を決める投票では、3位にランクインした[4]。
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ライブでの演奏
日本公演でも演奏されており、クイーン + ポール・ロジャースのライブ映像作品『スーパー・ライヴ・イン・ジャパン』には、2005年10月27日にさいたまスーパーアリーナで演奏したときの映像が収録されている。
クイーン + アダム・ランバートのライブでは、ブライアンがギターの弾き語りで、本楽曲を演奏している[5]。2024年に日本で開催された「The Rhapsody Tour」では、アダム・ランバートも本楽曲を披露した[6]。
収録曲
1977年版
- 手をとりあって - Teo Torriatte (Let Us Cling Together)(ブライアン・メイ)
- 懐かしのラヴァー・ボーイ - Good Old-Fashioned Lover Boy(フレディ・マーキュリー)
プロモーションCD(2005年版)[7]
- 手をとりあって (ハイ・ディフィニション・ミックス2005) - Teo Torriatte (Let Us Cling Together) High Definition Mix 2005)(ブライアン・メイ)
演奏
楽曲が使用された作品
- CM
- テレビ番組
- テレビ朝日系『マツコ&有吉 かりそめ天国』エンディングテーマ(2017年)
- フジテレビ系『F1総集編』エンディングテーマ(2007年)
- スポーツイベント
収録アルバム
- 華麗なるレース
- グレイテスト・ヒッツ(日本盤に収録)
- ジュエルズII(ハイ・ディフィニション・ミックス2005)
- クイーン・イン・ヴィジョン 2008 〜グレイテストTV&ムーヴィー・ヒッツ〜(ハイ・ディフィニション・ミックス2005)
- クイーン・フォーエヴァー(デラックス・エディションに収録)
- グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン
カバー
本楽曲は、多くのアーティストにカバーされている。
備考
- 2019年11月25日に出版されたアクマル・ナスリー・バスラルの小説作品「手を取り合って」(原題:Te o Toriatte〜Genggam Cinta)は、本楽曲に由来している[9]。
脚注
外部リンク
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