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日本・オセアニア間の航空路線
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日本・オセアニア間の航空路線(にほん・オセアニアかんのこうくうろせん)では、日本とオセアニア地域(主にオーストラリア)の間を結ぶ商用航空路線をめぐる歴史や背景、現状の運航概況をまとめる。
歴史
黎明期
拡大期
- 1968年2月1日、パンアメリカン航空が、東京-グアム-シドニー線を開設[1]。
- 1969年9月30日、日本航空が、東京-香港-マニラ-シドニー線開設[1][6]。
- 1975年4月2日、日本航空が、東京-シドニー間直行便を開設[1][6]。
- 1977年1月6日、ニューギニア航空が、鹿児島-ポートモレスビー線を開設[1][7][8]。
- 1978年、新東京国際空港(成田)開港により、東京発着の国際線全便が成田に移管された[1]。
- 1980年7月4日に日本航空が、同年8月1日にニュージーランド航空が、東京/成田-ナンディ-オークランド線開設[1][9][10][11]。
- 1986年4月2日、日本航空とカンタス航空が共同運航で、東京/成田-パース線、東京/成田-ケアンズ-ブリスベン線を開設[1][12][13]。
- 1986年10月1日、カンタス航空が、東京/成田-メルボルン線を開設[1]。
- 1987年10月5日、カンタス航空が、名古屋-シドニー線に就航[1][4][14]。
- 1987年10月26日、全日本空輸が、東京-シドニー線開設[1][15][16]。
- 1988年4月3日、日本航空がブリスベン線の自社単独運航を開始[1]。
- 1988年10月31日、エアパシフィックが、東京/成田-ナンディ線を開設[1][17][18]。
- 1989年10月30日、日本航空が、福岡-ブリスベン-シドニー線を開設[1][19]。
- 1989年11月28日、ニュージーランド航空が、東京/成田-クライストチャーチ-オークランド線を開設[1][20]。
- 1991年6月1日、日本航空が、名古屋-オークランド線を開設[1][21]。
- 1991年10月29日、ノースウエスト航空が以遠権を行使して、大阪-シドニー線を開設[1][20]。
- 1991年10月30日、カンタス航空が、福岡-シドニー線を開設[1]。
- 1992年4月1日、日本航空が、大阪-ケアンズ-シドニー線就航[1][22]。
- 1992年10月27日、カンタス航空が、札幌/新千歳-ケアンズ線を開設[1][23]。
- 1992年から1994年にかけて、カンタス航空が、ボーイング747-300型機3機を、運航乗務員も含めて日本航空にリースしていた。これらの機体には当時のJALのフルカラー塗装が施されていたが、垂直尾翼の鶴丸が小さく、また後部胴体には「Operated by QANTAS」の文字が入っていた。これらの機材はJL便として運航され(QFの便名は付かなかった)、客室乗務員は日本航空社員のみが乗務した。タイムテーブルには当該機体で運航される便に「機内でのお客様へのサービスはJLの客室乗務員が行いますが、QFの機材及び運航乗務員で運航致します」の注釈が付いていた。
関西国際空港開港以降
ジェットスターの台頭
- 2007年3月、ジェットスターが、大阪/関西-ブリスベン-シドニー-大阪/関西線就航[1][27][28][29]。
- 2008年12月18日、ジェットスターが、東京/成田-ケアンズ線、ゴールドコースト線就航[1][30][31]。
- 2012年3月26日、ジェットスターが、東京/成田-マニラ-ダーウィン線を就航する予定だったが、成田-マニラ間は運航が撤回され、就航しなかった[32][33]。
- 2014年3月30日、ジェットスターが、大阪/関西-ケアンズ-メルボルン線開設[1][34]。
- 2014年4月30日、ジェットスターが、東京/成田-メルボルン線開設[1][35]。
- 2015年8月1日、カンタス航空が、シドニー-東京/羽田線、ブリスベン-東京/成田線開設[1][4][36][37]。
- 2015年12月11日、全日本空輸が、東京/羽田-シドニー線を開設。ANAの豪州便は、1999年以来16年ぶりの再開となった[1][38][16]。
- 2016年11月4日、ニュージーランド航空が、大阪/関西-オークランド線を開設[1][39][40]。
- 2016年12月16日、カンタス航空が、東京/成田-メルボルン線を再開[1][41][42]。
- 2017年7月21日、ニュージーランド航空が、東京/羽田-オークランド線を開設[1][43][44][45]。
- 2017年9月1日、日本航空が東京/成田-メルボルン線開設[1][46][47]。
- 2017年9月1日、日本航空が、東京/成田-メルボルン線開設[1][6]。
- 2017年12月14日、カンタス航空が、シドニー-大阪/関西線を再開[1][4][48]。
- 2018年7月3日、フィジー・エアウェイズが、東京/成田-ナンディ線を再開[1][49][50]。
- 2019年9月1日、全日本空輸が、東京/成田-パース線を開設[1][51][52]。
- 2019年12月16日、カンタス航空が、札幌/新千歳-シドニー線を開設[23][1]。
羽田空港再国際化以降
- 2020年3月29日、カンタス航空が、東京/羽田-メルボルン線開設[1][53]。
- 2023年6月28日、ヴァージン・オーストラリアが、東京/羽田-ケアンズ線を開設[1]。ナローボディ機で日本とオーストラリアを結ぶ最初の路線となり、同時に、ボーイング737シリーズとして世界で4番目の長距離路線となった[1][54]。
- 2023年11月26日より、カンタス航空は、羽田空港発着枠が1日2便に増加したため、羽田-シドニー線を週14便に増便し、ブリスベン線とメルボルン線を成田発着に移管してそれぞれをデイリー運航とした[55]。
- カンタス航空は、2025年2月のヴァージン・オーストラリアの運休により再配分された羽田空港発着枠で、シドニー線を減便し、羽田〜シドニー・ブリスベン・メルボルン線の3路線全てをデイリー運航する[56]。
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現在の運航概況
→詳細は「カンタス航空 § 日本との関係」、および「フィジー・エアウェイズ § 日本との関係」を参照
→詳細は「ニュージーランド航空 § 日本との関係」、および「ジェットスター航空 § 日本との関係」を参照
運航会社
各社の機材
2023年から2025年にかけてヴァージンオーストラリアがボーイング737で日本-オーストラリア路線を運航していた。ただし、オ-ストラリアの北端に位置するケアンズ路線で航続距離がギリギリであり、ナローボディ機で日本とオーストラリアを結ぶ最初の路線となり、同時に、ボーイング737シリーズとして世界で4番目の長距離路線となるなど、航空機の性能を最大限まで使用する路線となっていた[1][54]。
しかし、基本的に日本・オセアニア間の路線は、ボーイング787-8/-9(日本航空、全日本空輸、ニュージーランド航空)やエアバスA330(カンタス、フィジーエアウェイズ)などの中型ワイドボディ機で運航されている。これらの機材には基本的にファーストクラス設定がない。ただし、繁忙期である冬季には、日本航空の羽田-シドニー線や、ニュージーランド航空の成田-オークランド線に大型機のボーイング777-300ERが投入され、特に、日本航空のボーイング777-300ERには、日本-オセアニア間で使用される機材で唯一ファーストクラスが設定されている[57][58][59][60]。
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脚注
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