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旧北海道銀行本店
北海道小樽市にある歴史的建造物 ウィキペディアから
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旧北海道銀行本店(きゅう ほっかいどうぎんこうほんてん)とは、北海道小樽市にある歴史的建造物の名称。


概要
旧北海道銀行(現存する北海道銀行とは無関係)の本店として1912年(明治45年)7月に建てられた。本体は石造り地上2階・一部地下1階で、大正時代に2倍に増築。1931年(昭和6年)に鉄筋コンクリート地上3階・地下1階の新館が増築された[2][6]。
旧北海道銀行は1944年(昭和19年)に北海道拓殖銀行へ吸収合併され、その後しばらくの間は北海海運局の庁舎として使用。1965年(昭和40年)8月24日に北海道中央バス(中央バス)が取得し本社ビルとした[2][3]。
1985年(昭和60年)7月23日に小樽市指定歴史的建造物(第6号)に指定された[3]。
内部は急傾斜の木造階段、鉄製の重い扉、頑丈な金庫などが残されている。吹き抜け部分に2階を造作、窓やドアの鉄枠がアルミサッシに改造されているが、外観上の変化はほとんど見られない[2][3]。
小樽バイン
1996年(平成8年)に一部を飲食店に改装し、「ワインカフェ & ショップ 小樽バイン」として営業を開始した。バインはワイン(Wine)のWを中央バス(Chuo Bus)のBおよび銀行(Bank)のBに変えた造語で、ドイツ語でワインを差すWeinの意味も持っている[7]。
正面は小樽バインの玄関となり、中央バス本社の玄関は奥側の新館横に設けられている。
- 奥側より
- 中央バス本社玄関
交通アクセス
周辺
周辺は「北のウォール街」と呼ばれるほど金融機関が密集していた。小樽市により「歴史的建造物および景観地区」として保存されている[3]。
参考文献
- 『北海道中央バス四十年史』北海道中央バス、1984年。
- 『北海道中央バス五十年史』北海道中央バス、1996年。
脚注
関連項目
外部リンク
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