トップQs
タイムライン
チャット
視点
1979年の台風
ウィキペディアから
Remove ads
1979年の台風(1979ねんのたいふう、太平洋北西部で発生した熱帯低気圧)のデータ。台風の発生数は24個であった[1]。
![]() | この記事での日付は特記のない限り協定世界時によるものです。 |
Remove ads
日本では終戦直後の1947年から、1953年の台風2号(ジュディ台風)まで、台風の国際名としてアメリカ式の英語名を採用していたが、当時のアメリカでは女性名のみを使っていたので、日本での台風の命名もすべて女性名であった(カスリーン台風、ジェーン台風など)。しかし、この命名法は男女同権に反しており性差別につながるなどとして、世界気象機関 (WMO) から改善の要求があり、この年からは男性名・女性名を交互につける方法に改められ[2]、この年の台風1号まで女性名のみの表が使われていたものが、台風2号からは男性名を含んだ表に改められた[3]。そして、この年の台風3号(セシル)は、初の男性名台風となった[3]。
→詳細は「台風の国際名」を参照
台風1号は早くも1月2日に発生。1951年の統計開始以来、当時としては最も早い日時の台風発生となり、現在でも2019年の台風1号に次ぐ史上2番目の早さとなっている。
10月の台風20号は、海上において史上世界で最も低い中心気圧となる870hPaを記録し[4][5]、その後日本列島を縦断して全国的に影響を及ぼした[6]。
日本に接近した台風の数は7個と比較的少なかったが、うち前述の台風20号を含む3個(平年並み)が本土に上陸した[7]。
Remove ads
台風の日本接近数
月別の台風発生数
各熱帯低気圧の活動時期

「台風」に分類されている熱帯低気圧
要約
視点
台風1号(アリス)
197901・01W
台風2号(ベス)
197902・02W・オウリング
台風3号(セシル)
197903・03W・ベベン
台風4号(ドット)
197904・04W・カリン
台風5号(05W)
197905・ディディン
台風6号(エリス)
197906・06W・イタン
台風7号(フェイ)
197907・07W・ジェニン
台風8号(ゴードン)
197908・10W・ヘルミン
台風9号(ホープ)
197909・09W・アイシン
台風10号(アーヴィング)
197910・12W・マメン
台風11号(ジュディ)
197911・13W・ネネン
台風12号(ケン)
197912・15W・オニアン
→詳細は「昭和54年台風第12号」を参照
台風13号(ローラ)
197913・16W
台風14号(マック)
197914・17W・ペパン
台風15号(ナンシー)
197915・18W
台風16号(オーウェン)
197916・19W・ロシン
→詳細は「昭和54年台風第16号」を参照
台風17号(パメラ)
197917・20W
台風18号(ロジャー)
197918・22W・シサン
台風19号(サラ)
197919・21W・トライニング-ウリン
台風20号(チップ)
197920・23W・ウォーリン
→詳細は「昭和54年台風第20号」を参照
台風21号(ヴェラ)
197921・24W・ヤヤン
台風22号(ウェイン)
197922・25W・アディン
台風23号(アビー)
197923・27W・バラン
台風24号(ベン)
197924・28W・クリシング
台風24号としては、統計史上最も遅い日時に発生した[8]。
Remove ads
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、1979年の台風に関するカテゴリがあります。
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads