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最後の鑑定人
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『最後の鑑定人』(さいごのかんていにん)は、岩井圭也による小説。2022年7月29日にKADOKAWAから単行本が刊行され、2025年6月17日に角川文庫から文庫本が刊行された。
あらすじ
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登場人物
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書誌情報
- 岩井圭也『最後の鑑定人』
- 単行本:2022年7月29日発売[書誌 1]、KADOKAWA、ISBN 978-4-041-11167-3
- 文庫本:2025年6月17日発売[書誌 2]、角川文庫、ISBN 978-4-041-16118-0
テレビドラマ
要約
視点
2025年7月9日から9月17日までフジテレビ系「水曜22時枠」にて放送された[1]。主演は藤木直人[1]。
キャスト
主要人物
周辺人物
ゲスト
第1話
- 渡部紀明
- 演 - 葉山奨之[4]
- 矢野巧の友人。12年前の佐伯質店強盗殺人事件の被疑者として聴取される。
- 大将
- 演 - 芝崎昇[5]
- 居酒屋「すみれ」大将。佐伯質店強盗殺人事件被害者夫婦の息子。
- 矢野巧〈当時28〉
- 演 - 秋本海也[6]
- 海から引き揚げられた車の中から見つかった白骨遺体の人物。12年前、八王子の建設現場から資材を盗み、執行猶予付き懲役2年の判決を受けていた。
- 中山琴美
- 演 - MAAKIII
- 矢野巧の元恋人。
- 宅間
- 演 - 奥平祐介[7]
- 矢野巧の友人。5年前、交通事故で死亡している。
- 公園の人々
- 演 - もりももこ(役:主婦)[8]、村越亮太[9](役:会社員)、安藤馳隼(役:子ども)、長谷川夏海[10](役:子どもの母)、太田結乃(役:少女)、松尾隆成[11](役:カップルの男性)
- 公園で高倉に観察される人たち。
- 幸樹、幸樹の母
- 演 - 近江晃成[12]、森光晴来[11]
- 公園で土門に話しかける子どもとその母。
- 鑑識
- 演 - ごうきち[13](第5話・第6話)
- 一課長
- 演 - 加賀谷圭[10]
- 川村浩一郎、川村美奈子
- 演 - 市川兵衛[14]、高沢ふうこ[14]
- 佐伯質店強盗殺人事件の被害者の店主夫妻。
- 捜査員
- 演 - 中西晶[15]、鶴町憲[16]
第2話
- 戸部佐枝子〈34〉
- 演 - 恒松祐里[17]
- 庸三の妻。元モデル。夫の殺人罪で起訴されるが、夫から殺人を依頼された承諾殺人だ、と主張する。
- 戸部一美
- 演 - 菅野莉央[17]
- 庸三の一人娘。マニラで国際支援系のNPO団体の代表をしている。佐枝子との結婚には反対していた、と週刊誌に書かれている。父からは仕事を認めてもらえず、あまりいい関係ではなかった。
- 榊龍一[18]
- 演 - 須田邦裕[19]
- 科学捜査研究所 職員。科捜研時代の土門の後輩。
- 戸部庸三〈79〉
- 演 - 中村シユン[20]
- 銃殺された資産家。佐枝子の夫。認知症を患っていた。
- 米山茂雄
- 演 - 杉本凌士[21]
- 戸部佐枝子被告を担当する検察官。
- 片岡恭子
- 演 - 玉井らん[22]
- 佐枝子の友人。幼い頃に両親を亡くし、同じ境遇の佐枝子と児童養護施設で知り合った。
- 飯塚
- 演 - 山本東
- 戸部冴子被告裁判の裁判官。
- 横田[注 1]
- 演 - 廣澤恵
- 戸部家に10年勤めているハウスキーパー。佐枝子は献身的に庸三の介護をしていた、と高倉に話す。
- アナウンサー
- 声 - 斉藤舞子(フジテレビアナウンサー、第10話)
- テレビで戸部佐枝子が殺人罪で起訴されたニュースを報じるアナウンサー。
第3話
- 黒瀬達夫
- 演 - 片桐仁[23]
- ホアンが技能実習生として働いている縫製工場「太陽ソーイング」の社長。
- ホアン・ヴァン・ギア〈26〉
- 演 - 井阪郁巳[23]
- 4年前から太陽ソーイング 小田原工場で働いているベトナム人技能実習生。小田原市郊外の自身も含め実習生5人が住む住宅に放火し、自ら119番通報し逮捕される。しかし完全黙秘しており、動機も不明。
- ホアン・ヴァン・ミン〈23〉
- 演 - 唐木俊輔[24]
- ホアンの弟。兄と共に4年前から太陽ソーイングで働いている。放火事件の際は留守にしていた。
- おばちゃん
- 演 - 蓬萊照子[25]
- 太陽ソーイングの近くにある「福永商店」の店主。ホアンが作ってくれたエプロンをつけている。
- 絵梨子
- 演 - 高嶋菜七[26]
- 柊子の幼馴染で親友。悩みがあったようだが、何も語らぬまま栃木県立宮垣中央高等学校の屋上から投身自殺した。
- 刑事
- 演 - 当來庵[27]
- ホアンを取り調べる刑事。
- 裁判官
- 演 - 森下じんせい[26]
- ホアンの事件を担当する裁判官。
- 検察官
- 演 - 高木トモユキ[28]
- ホアンの事件を担当する検事。
- 通訳
- 演 - 原啓太[29]
- ベトナム語通訳。
- 技能実習生
- 演 - BUIDUYTHONG[30]、VU VAN HUNG[30]、Fern.M[30]
- 太陽ソーイングで働き、ホアンやミンと共同生活している外国人技能実習生。
- 男
- 演 - 福吉寿雄[31]
- 技能実習生たちの住んでいる住宅の前で黒瀬と共に何かを運んでいるのを、福永商店のおばちゃんに目撃されたガラの悪い男。
第4話
- 西村葉留佳
- 演 - 佐藤めぐみ[32](第3話)
- 元警視庁捜査一課 刑事。7年前、土門と共に連続通り魔事件の捜査をしていたが、真鍋を誤認逮捕したことで警察を辞めている。その後は蒲田の社会福祉法人「さえずり」で働いていたが、突然自殺する。
- 戸木隼人
- 演 - 西垣匠[33]
- 「都築モータース」の従業員。生活安全課時代の葉留佳に世話になっていた。
- 西村民代
- 演 - 渡辺杉枝[32]
- 葉留佳の母。娘がなぜ自殺したのか知りたい、と土門を訪ねてくる。
- 真鍋
- 演 - 田鍋謙一郎[34]
- ホームレス。連続通り魔事件の被疑者。最初は犯行を認めていたが、後に否認し釈放された。
- 望月
- 演 - 佐藤友紀[35]
- 葉留佳が働いていた社会福祉法人「さえずり」の代表。
- 飯尾
- 演 - 数ヒロキ[36]
- 生活安全課 刑事。西村葉留佳の元同僚。
- 相馬伊織〈15〉
- 演 - 小林空叶[37]
- 「さえずり」の入所者。7年前に父が死に、母は心身耗弱状態で入院したため、2ヶ月前に「さえずり」に入所した。
- 相馬和正
- 演 - 大川敦司[38]
- 伊織の父。7年前の連続通り魔事件で死亡した被害者。
- 刑事課長、捜査員
- 演 - 中西哲也[39]、増田雄二[10]
- 7年前の連続通り魔事件捜査本部。
- 少年
- 演 - 加部亜門、蟻浪航[40]
- 生活安全課時代の西村葉留佳によく注意を受けていた不良少年たち。
- 戸木隼人の妻子
- 演 - 志武明日香[41]、山下碧[42]
- 妻は第2子を妊娠中。
- 職員
- 演 - 湊川えみ[39]
- 社会福祉法人「さえずり」の職員。
第5話
第6話
- 加賀正之
- 演 - 佐戸井けん太[46]
- 定年間近の科学捜査研究所の所長。神奈川県秦野の山中で見つかったバラバラ白骨遺体の鑑定を尾藤に、遺体発見現場の検証を土門にそれぞれ依頼する。
- 土門と尾藤の仲人を務めた。
- 下山佳世子〈42〉
- 演 - 森脇英理子[46]
- 茨城県土浦市に住む征介の妻。夫は以前も女性の家に長期滞在していたことがあるため、失踪届を出していなかった、と供述する。
- 征介から日常的に暴力を振るわれていたこと、征介が希美に対して性的な目で見るようになったことから征介の殺害を計画する。
- 下山征介〈46〉
- 演 - 井上象策[注 2][46]
- 秦野の山中で見つかった白骨遺体の男性と思われる人物。5年前に傷害事件をおこしている。3年前、会社を無断欠勤し、そのまま失踪している。
- 下山希美
- 演 - 小井圡菫玲[47]
- 佳世子と征介の娘。
- 男性
- 演 - Brandon Francis
- 尾藤をヘッドハントしているイギリスの「Centre of Forensic Science[注 3]」のスタッフ。
第7話
- 北尾洋介
- 演 - 濱田龍臣[48]
- 横手紘奈の元恋人。紘奈殺害の被疑者として送検される。
- 北尾憲幸
- 演 - 今井柊斗[49]
- 洋介の弟。高校生。
- 北尾明彦、北尾香苗
- 演 - 八十田勇一[50]、松本享子[51]
- 洋介と憲幸の両親。
- 川原
- 演 - 吉田ウーロン太[48]
- 洋介を起訴する検察官。
- 横手紘奈
- 演 - 葉月ひとみ[48]
- 洋介の元恋人。夜、帰宅途中に「野鳥の郷公園」で殺害される。
- 長谷部純一
- 演 - 小沼朝生[10]
- 東神奈川大学 准教授。野鳥の生態を研究しており、「野鳥の郷公園」に定点カメラを設置している。
- 裁判長
- 演 - 山中敦史[52]
- 北尾洋介被告裁判の裁判長。
- 刑事
- 演 - 高山陽平[53]、中山義紘[54]
第8話
- 藤澤薫子
- 演 - 白石美帆[55](幼少期:曽根田あすな)
- 清蔵の娘、康文の妹。「西脇化研」取締役。リケジョで研究・開発を専門にしている。
- 西脇康文
- 演 - 竹財輝之助[55](幼少期:岩崎蒼維)
- 清蔵の息子、薫子の兄。「西脇化研」取締役。MBAを取得しており、会社では合理化を主張していたため、父とは喧嘩が絶えなかった。
- 春日由紀
- 演 - 松岡里英[56]
- 西脇家に突然現れ、清蔵の隠し子だと主張する女性。
- 西脇清蔵
- 演 - 高桑満[57](若いころ:西中ひさあき[注 4])
- 薫子と康文の父。故人。相田が顧問を務める「西脇化研」創業社長。「株式を全て薫子に譲る」「全て康文に譲る」という相反する内容の同じ日に書かれた遺言書2通を遺す。
- DNA鑑定の結果、薫子、康文ともに実子ではないことが判明する。
- 瀬古恭子、瀬古拓也
- 演 - 樋井明日香[58]、佐藤大空[59]
- 高倉柊子の姉とその息子。
- 西脇清二
- 演 - 佐野陽治朗[60]
- 清蔵の弟。故人。
- 西脇サチ
- 演 - 佐々木麻衣[61]
- 清蔵の妻、薫子と康文の母。故人。
第9話
- 日野卓郎
- 演 - 浅香航大[62]
- 水原の婚約者。寺井を殺してしまったと水原に告白され、寺井の遺体をドラム缶で焼き、水原に自首させる。
- 水原佳南絵
- 演 - 川島海荷[62]
- 日野の婚約者。友人の寺井に襲われそうになり、誤って殺してしまう。
- 寺井淳一
- 演 - 浜中文一[62]
- 日野、水原の大学時代からの友人。水原を襲おうとして逆に殺害される。
- 内村
- 演 - 池田良[63]
- 神奈川県警北厚木警察署の刑事。
- 小向
- 演 - 足立英[64]
- 寺井と起業した会社「テックソリューションズ」の社長。寺井は会社の金を横領してすぐに辞めたこと、学生時代水原と寺井が付き合っていたことを、高倉たちに語る。
- 記者
- 演 - 和田亮太[65]
- 相田弁護士を取材する記者。
- 110スタッフ
- 声 - 米村拓彰[66]
- 水原が110番に電話した際、電話で対応したスタッフ。
第10話・最終話
- 藤原、本多
- 演 - 三浦剛[67]、鈴木康介[68]
- 千葉県警の刑事。科学警察研究所の火災を捜査している。尾藤が放火したのではないか、と疑っている。
- 立花聡史
- 演 - 安藤広郎[10]
- 科学警察研究所法科学部 部長。尾藤の上司。「尾藤の論文のデータが改ざんされている、という告発を受けた。すぐに論文を撤回しろ」、と彼女に迫る。その直後に自室から火災が発生し、死亡する。
- 下垣満行
- 演 - 中島多朗[69]
- 元科警研情報科学第二研究室 職員。筆跡鑑定を専門にしていた。研究費の不正使用が発覚し、1年前に懲戒免職になっている。
- 一課長
- 演 - 蔵原健[70](第10話)
- 科警研の火災事件の捜査を指揮する千葉県警の捜査一課長。
- 看護師
- 演 - 市原茉莉[71]
- 火災で負傷した尾藤が搬送された病院の看護師。
- 研究員
- 演 - 高木公佑[72](第10話)
- 科警研の嵐山の同僚。尾藤の論文にまつわる噂を嵐山に話す。
- 配達員
- 演 - 面髙ケンスケ(香呑、第10話)
- ドレミピザの配達員。
- アナウンサー
- 声 - 今湊敬樹(フジテレビアナウンサー、第10話)
- 科警研で起きた火災の容疑者として、女性研究員に対し放火殺人の容疑で千葉県警が逮捕状を請求したことを報じるテレビのアナウンサー。
- 警備員
- 演 - 瀬戸口祥侑[注 5][73](第10話)
- 下垣が侵入した建物の警備員。
- 福本
- 演 - 志生[74](最終話)
- 氷室の潜伏先と思われるマンションの一室で栞の挟まった本を手に取り泡を吹いて倒れる刑事。
- 原田俊吾
- 演 - 袴田吉彦[69]
- 土門と尾藤の大学時代の同期。「インテグラルクラウド」社のITセキュリティ担当・主任技術顧問。
- 謎の男 / 氷室崇志
- 演 - 堀部圭亮[69]
- 科警研の火災の犯人”H”と目される謎の人物。実は13年前の世田谷の資産家毒殺事件の指南役で、実行者と共に逮捕されている。
スタッフ
放送日程
- 第2話は『特別編集版「鬼滅の刃」』放送の影響で20分遅れて22時20分-23時14分の放送。
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脚注
外部リンク
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