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木枯しの少女

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木枯しの少女」(こがらしのしょうじょ、She's My Kind of Girl)は、後にABBAを結成することになるベニー・アンダーソンビョルン・ウルヴァースが共作し、演奏した楽曲。

概要 「木枯しの少女」, ビョルン&ベニー の シングル ...

後にABBAが結成されるきっかけとなった。

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1970年のリリース

ジョセフ・W・サルノが監督した1971年ソフト・ポルノInga II: The Seduction of Ingaただれた関係スウェーデン語版)』[1]のために書かれ[2]1969年の11月か12月に、 Europafilm のスタジオで録音されたものと思われる。1970年3月に、ビョルン&ベニーデビュー・シングルとして、同様に映画で使われた「インガのテーマ (Inga's Theme)」をB面に収めてポーラー・ミュージック英語版からスウェーデン[3]フランスでリリースされた[4]

このシングルに収録された2曲は、同年にリリースされたデビュー・アルバム『リッカ (Lycka)』には収められなかったが[5]2006年に出たこのアルバムのリイシューCDには「インガのテーマ」とともにボーナス・トラックとして収録された[6]

なお、この曲は擬似ステレオ音源のみが知られており、モノラル音源の所在は知られていない。

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日本でのヒット

スウェーデン盤の発売から2年後の1972年日本で発売されてヒットした、一説には、ナンバー1のヒットとなり、50万枚を売り上げたともいわれるが[7]オリコンのチャートのデータによれば、週間チャート最高6位、18万8千枚以上を売り上げたとされている[8]。このヒットによってビョルン&ベニーは、1972年11月に東京で開催された第3回世界歌謡祭に招かれ、この時ふたりはフリーダアグネッタを一緒に連れて行った[9]

この曲が日本でヒットした当時、南沙織は、洋楽カバー・アルバム『哀愁のページ』でこの曲を取り上げた[10]

ABBAの楽曲として

1973年にビョルン&ベニー、アグネッタ&フリーダ (Björn & Benny, Agnetha & Frida) 名義で出されたABBAの「リング・リング」(英語版)のスウェーデン盤シングルのB面にこの曲が収められた[11]。初期のABBAのアルバムには、この曲は収録されなかったが、一部の国々では、ABBA結成以前に録音されたこの曲が、同じくビョルン&ベニー、アグネッタ&フリーダ名義で出されたアルバムリング・リング』に収録された[12][13]

チャート

さらに見る チャート(1972年), 最高位 ...

脚注

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