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リング・リング〜木枯しの少女
ABBAのアルバム ウィキペディアから
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『リング・リング〜木枯しの少女』 (Ring Ring) (発売当時の邦題:「木枯の少女/夏の終りの少女~ビョルン&ベニー・ベスト・ヒッツ」)[8]は、スウェーデンのグループ、ABBAのデビューアルバムである。ただし、グループ名は単に「ビョルン&ベニー、アグネタ&アンニ=フリッド」とクレジットされている。
1973年3月26日にポーラーミュージックから、スカンジナヴィアやドイツ、オーストラリア、南アフリカ、メキシコなど限られた地域でのみリリースされた[9]。ベルギーでは1位を獲得し、オランダ、ノルウェー、南アフリカでも成功を収めた[10]。1975年にオーストラリアで再リリースされたが、イギリスでは1992年、アメリカでは1995年までリリースされることがなかった。
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解説
最初に録音されたのは、「ピープル・ニード・ラヴ」で、1972年春に行われた。当時のグループは、4人のメンバーが関わる複数のプロジェクトの1つという位置づけに過ぎなかった。しかし、表題曲である「リング・リング」がヒットすると、4人は継続的なグループとして活動する意思を固めた[11]。1973年にポーラーからリリースされたオリジナル盤では、1曲目にスウェーデン語ヴァージョンの「リング・リング」が収録され、英語ヴァージョンはB面の4曲目に置かれている。
国際盤の収録曲「木枯しの少女」は、もともとはスウェーデンのポルノ映画『ただれた関係』のために、1969年、ビョルン&ベニー名義で録音されていたものである。1970年、シングルとしてリリースされると日本でヒットし[12]、スカンジナヴィアではシングル「リング・リング」英語ヴァージョンのB面に収録されている。また、「ディスイリュージョン」は、アグネタ・フォルツコグがソロアルバム『Elva kvinnor i ett hus』のためにスウェーデン語で書き下ろしたものである。アグネタはスウェーデン語による多くのソロ楽曲を作曲しているが、ABBAのスタジオアルバムに採用されているのはこの1曲のみである[13]。
日本では「ピープル・ニード・ラヴ」がボニージャックスによってカバーされ、1980年4月から5月にかけてNHK『みんなのうた』で放送された。曲名は「希望が愛が、ホラ」で、訳詞は山川啓介、編曲は前田憲男が手がけた[14]。
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収録曲
要約
視点
特筆しない限り、作詞・作曲は、ベニー・アンデションとビョルン・ウルヴァースによる。
国際盤
1973年日本盤
ほかのヴァージョン
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担当
- アグネタ・フォルツコグ – ヴォーカル、バッキングヴォーカル
- アンニ=フリッド・リングスタッド – ヴォーカル、バッキングヴォーカル
- ベニー・アンデション – ピアノ、キーボード、メロトロン、ヴォーカル、バッキングヴォーカル
- ビョルン・ウルヴァース – アコースティックギター、ヴォーカル、バッキングヴォーカル[17]
外部ミュージシャン
- Ola Brunkert – ドラム
- Roger Palm – ドラム
- Jan Bandel - ドラム
- Rutger Gunnarsson – ベース
- Mike Watson – ベース
- Stefan Brolund - ベース
- Janne Schaffer – アコースティックギター、エレクトリックギター
- Håkan Jansson - バリトンサクソフォーン
プロダクション
- ベニー・アンデション、ビョルン・ウルヴァース - プロデュース、アレンジメント
- Michael B. Tretow – エンジニア
- Björn Almstedt; Lennart Karlsmyr; Rune Persson – アシスタントエンジニア
- Sven-Olof Walldoff – ストリングス[18]
- Lars Falck; Bengt H. Malmqvist – フォトグラフィー
- Peter Wiking – オリジナルアルバムデザイン
- Jon Astley; Tim Young; Michael B. Tretow – リマスター (1997)
- Jon Astley; Michael B. Tretow – リマスター (2001)
- Henrik Jonsson – リマスター (コンプリート・スタジオ・レコーディングス)
チャート
認定
出典
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