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本多電子
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本多電子株式会社(ほんだでんし、英: Honda Electronics Co., Ltd. )は、愛知県豊橋市に本社を置く、マリン製品、産業製品、メディカル製品、セラミックス製品などの幅広い超音波製品の製造・販売を行う超音波応用機器の総合メーカー[2]。
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概要
本多敬介が1956年(昭和31年)個人経営の「本多電子工業所」を創立し、世界初のトランジスタポータブル魚群探知機を開発した。1960年(昭和35年)に魚群探知機専業メーカーとして「本多電子工業株式会社」を設立し、本格的に超音波製品の製造と販売を開始した。
収益の大部分をアメリカへの輸出に頼っていたため1985年(昭和60年)のプラザ合意による円高や1987年(昭和62年)のブラックマンデーによるアメリカの景気低迷を受け経営危機に陥った[3]。現在は国内外の拠点を見直し多角化を図っている。
マリン事業部は魚群探知機の開発販売を行っており、「HONDEX」のブランドで親しまれている。特にマリンレジャー用の小型魚群探知機は国内市場に高いシェアを誇る[4]。
超音波科学館
1996年(平成8年)、本社1階に超音波を専門に扱う科学館としては日本初となる企業博物館「超音波科学館」をオープンした。超音波の歴史や技術などを展示するもので、超音波を専門に扱う科学館は国内で唯一である。
2019年10月25日には「見て、触れて、超音波を体感してもらう」をコンセプトに全面改装し、リニューアルオープンした[5]。
入館は無料となり、公式サイトより予約が必要。なお、館長は社員が交代で努めており、ガイド役も担っている。
沿革
- 1956年(昭和31年)10月1日 - 本多電子工業所として創業[6]。
- 1956年(昭和31年)12月 - 世界初のトランジスタポータブル魚探を開発する。
- 1960年(昭和35年)6月8日 - 「本多電子工業株式会社」を設立[6]。
- 1979年(昭和54年)4月 - 「本多電子株式会社」に商号を変更[6]。
- 1985年(昭和60年) - 日本初の医用超音波顕微鏡を製品化する。
- 1996年(平成8年)5月 - 超音波科学館をオープン[6]。
- 1997年(平成9年)6月 - ISO 9001認証を取得[6]。
- 2006年(平成18年)1月 - ISO 14001認証を取得[6]。
- 2013年(平成25年) - 医用超音波顕微鏡のハンディ化に成功する。
- 2013年(平成25年) - タイ・バンコクに駐在員事務所を開設[6]。
- 2019年(平成31年)10月 - 超音波科学館を全面リニューアル[6][7]。
主な製品
事業所
脚注
参考文献
外部リンク
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