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来迎院 (龍ケ崎市)

茨城県龍ケ崎市にある天台宗寺院 ウィキペディアから

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来迎院(らいごういん)は、茨城県龍ケ崎市にある天台宗寺院。山号は箱根山。箱根山宝塔寺来迎院と号する。

概要 来迎院, 所在地 ...

歴史

永正14年(1517年)、常陸国河内郡小野村(現・稲敷市小野)の逢善寺によって、同郡馴馬村に建てられた草堂が当寺の起源と伝える。弘治2年(1556年)、延暦寺の覚仙が当地に伽藍を建立し一世となった。以後の歴史は判然としないが、江戸の寛永寺の援助で堂宇の再興が行われており、同寺との関係が深かったものと推定される。[1]

寛永8年(1631年)玄幸が再興し、寛政3年(1791年)、寛永寺から二百両を拝領して庫裡・本堂が再建されている。

文化財

重要文化財(国指定)

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来迎院多宝塔
  • 多宝塔 - 関東以北に残る数少ない中世多宝塔の例[2]。通常の三間多宝塔で、屋根は杮葺き。初層内部は後方寄りに来迎柱を立て、須弥壇を設ける。初層の地垂木上に柱盤を設け、上層の柱はそこから立つ。相輪宝珠の刻銘から、当地の守護で江戸崎城主であった土岐治英の援助で弘治2年(1556年)に建立されたものとみられる[3]。施行には当時、現在の茨城県南部地方で活動していた前嶋大工が関わっている。細部の建築様式や、同時期の建立である西蓮寺仁王門(天文12年・1543年建立)との比較から、来迎院多宝塔の建立も16世紀半ばとみられる[1]。修理は1860年安政7年)、1894年明治27年)、1919年大正8年)、1961年昭和36年)、1998年平成10年) - 2001年(平成13年)に行われた[4]2006年(平成18年)12月19日に重要文化財指定[5]
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境内

年中行事

毎年12月23日に火防祭火渡りを行っている

脚注

参考文献

外部リンク

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