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東京臨海風力発電所
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東京臨海風力発電所(とうきょうりんかいふうりょくはつでんしょ)は、東京都江東区海の森三丁目にかつて存在した風力発電所。2003年(平成15年)3月事業開始、20年間運用の予定であった。愛称は「東京風ぐるま」。事業実施期間満了に伴い、2024年(令和6年)1月31日をもって撤去された[1]。
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概要
東京都が東京湾臨海部での自然エネルギーの有効性を実証する「風力発電パイロット事業」として2002年(平成14年)2月に公募を行い、同年3月に実施事業者として豊田通商とJ-POWER(電源開発)の共同グループが採用された。東京湾中央防波堤内側埋立地(現・江東区海の森三丁目)に発電出力850kWの風力発電用風車2基を建設し、20年間の風力発電事業を実施するものである。風力発電施設の建設及び運転管理については、同年6月25日に豊田通商とJ-POWERの折半出資で「株式会社ジェイウインド東京(J−WIND TOKIO)」を設立して行なわれた[2]。2010年(平成22年)2月、豊田通商グループの風力発電事業再編に伴い、ジェイウインド東京はJ-POWER100%出資の子会社となり[3]、2011年(平成23年)4月の風力発電事業会社8社の合併に伴い、株式会社ジェイウインドに承継された[4]。
2003年2月20日から3月10日まで愛称の募集が行われ[5]、約1,500件の応募の中から「東京風ぐるま」が選ばれた。
東京臨海風力発電所には、ベスタス製のV52-850kW発電機2基が運転している。ブレード3枚、ローター直径約52m、出力1,700kW。発電した電力は全て東京電力へ売電されている。都市型の風力発電所は、横浜市風力発電所(ハマウィング)と並んで、全国でも珍しい。
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発電所概要
事業者概要
沿革
受賞・選定
脚注
参考資料
外部リンク
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