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東芝エネルギーシステムズ
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東芝エネルギーシステムズ株式会社(英: Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation)は、神奈川県川崎市幸区に本社を置く株式会社東芝の完全子会社であり、東芝グループ内でエネルギー事業を行う事業会社である。
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概説
2017年10月1日、株式会社東芝の社内カンパニーであるエネルギーシステムソリューション社・原子力事業統括部を統合、継承する形で分社化を行い発足した。
同年に行われた東芝本体の事業の分社化(東芝インフラシステムズ・東芝エネルギーシステムズ・東芝デバイス&ストレージ・東芝デジタルソリューションズ[1])の内、エネルギー事業領域に該当する。主にエネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造、および販売を行う。
歴史
- 2017年10月 - 東芝エネルギーシステムズ株式会社を設立[2]
- 2018年6月 - 原子燃料工業株式会社の全株式をウェスティングハウス・エレクトリック・住友電気工業・古河電気工業から取得[3]
- 2019年4月 - 東芝燃料電池システム株式会社を吸収合併[4]
主要事業
要約
視点
東芝エネルギーシステムズが行う事業は、主にエネルギー部門と医療部門との2つがある。
エネルギー部門は火力・原子力発電や再生可能エネルギーなどの発電所設備・機器の開発設計から製造・販売・保守まで多岐にわたる。
医療部門では、東芝が2016年3月にX線CTやMRIなどの医療機器装置を手掛ける東芝メディカルシステムズ株式会社(現・キヤノンメディカルシステムズ)をキヤノンに売却したが、その対象とならなかった重粒子線治療事業を継承し、同様に開発から販売等を行う[5]。
火力事業
主に火力発電プラントの設計・建設・メンテナンスを行う。
原子力事業
主に原子力プラント(BWR、ABWR)の設計・建設・メンテナンスを行う。また、福島第一原子力発電所の廃炉対応や廃止装置、核燃料サイクルに加え、次世代炉(4S等)や核融合炉・超伝導・加速器などの技術開発も行う。
納入実績
再生可能エネルギー事業
水素エネルギー事業
自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」や、純水素燃料電池システム「H2Rex™」の製造・販売を行う。
電力流通事業
粒子線治療装置事業
粒子線治療装置の内、重粒子を用いる重粒子線治療装置の製造・販売を行う。重粒子の加速器や治療装置 (回転ガントリー治療室と固定照射治療室の2種) といった装置全体を提供している。
納入実績
日本国内
- 放射線医学総合研究所(固定治療室×2、回転ガントリー治療室×1)
- 神奈川県立がんセンター(固定治療室×4)
- 山形大学医学部附属病院(固定治療室×1、回転ガントリー治療室×1)
- 群馬大学 重粒子線医学研究センター(治療情報システム(IRIS))
海外
- 延世大学校医療院(韓国:固定治療室×1、回転ガントリー治療室×2)
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主要子会社
国内拠点
- 本社 - 神奈川県川崎市幸区堀川町72-34(ラゾーナ川崎東芝ビル)
- 横浜事業所
- 磯子エンジニアリングセンター - 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8
- 磯子燃料電池センター - 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地
- 京浜事業所 - 神奈川県横浜市鶴見区末広町2-4(本工場)
- 浜川崎工場 - 神奈川県川崎市川崎区浮島町2-1
- 府中工場 - 東京都府中市東芝町1
- 府中事業所
脚注
外部リンク
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