トップQs
タイムライン
チャット
視点

東180丁目駅

ニューヨーク市営地下鉄駅 ウィキペディアから

東180丁目駅map
Remove ads

180丁目駅(ひがし180ちょうめえき、英語: East 180th Street)、開業当初は180丁目-モリス・パーク・アベニュー駅 (ひがし180ちょうめ-モリス・パーク・アベニューえき、英語: East 180th Street–Morris Park Avenue) はニューヨーク市地下鉄IRTホワイト・プレーンズ・ロード線の駅である。ブロンクス区ウェスト・ファームズの東180丁目とモリス・パーク・アベニューの交差点に位置し、2系統5系統が終日停車する。

概要 東180丁目駅East 180 Street, 駅情報 ...
Remove ads

駅構造

要約
視点
3F 跨線橋 職員専用通路
2F
ホーム
南行緩行線 フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行きウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅
平日:フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行きウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅
週末:ボウリング・グリーン駅行きウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅
島式ホーム、到着番線に応じた側の扉が開く。バリアフリー・アクセス
混雑方向 急行線 朝ラッシュ:フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行き3番街-149丁目駅
夕ラッシュ・深夜:イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行きモリス・パーク駅
(定期列車設定なし:ダイアー・アベニュー線ペラム・パークウェイ/エスプラネード駅
夕ラッシュ:ネレイド・アベニュー駅行きブロンクス・パーク・イースト駅
(定期列車設定なし:ホワイト・プレーンズ・ロード線ガン・ヒル・ロード/ホワイト・プレーンズ・ロード駅
島式ホーム、到着番線に応じた側の扉が開く。バリアフリー・アクセス
北行緩行線 ウェイクフィールド-241丁目駅行きブロンクス・パーク・イースト駅
夕ラッシュ:ネレイド・アベニュー駅行きブロンクス・パーク・イースト駅
深夜帯以外:イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行きモリス・パーク駅
ホーム間の隙間
NYW&B南行線 定期列車設定なし
島式ホーム、不使用
NYW&B北行線 定期列車設定なし
1F 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
バリアフリー・アクセス (東180丁目-モリス・パーク・アベニュー交差点の北西角の駅舎内にエレベーターあり)
G 地上階 出入口

駅は1917年3月3日のIRTホワイト・プレーンズ・ロード線177丁目駅(現:ウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅)- 東219丁目駅(現:219丁目駅)間の延伸開業と同時に開業した。ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の東180丁目駅は地下鉄駅よりも5年早い1912年に建設されており、両路線間の乗換駅として機能していた。

ニューヨーク市地下鉄ホーム

ニューヨーク市地下鉄ホームは島式ホーム2面と緩行線2線・急行線1線を有した2面3線の駅で、ラッシュ時および深夜帯を除いて2系統5系統ともに全ての列車が緩行線に到着する。中央の急行線はラッシュ時(3番街-149丁目駅方面へ(から)の急行列車)と深夜帯(イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅発当駅止まりのシャトル列車)の5系統が停車している。

ホームの南端には、ホームから東180丁目車両基地へ直接アクセスできる職員専用の跨線橋がある。

駅の南側には急行線と緩行線間の渡り線がある。北側では東180丁目車両基地とユニオンポート車両基地への線路とホワイト・プレーンズ・ロード線、ダイアー・アベニュー線の線路が複雑に張り巡らされている。両路線の分岐部分で2系統の列車は全てホワイト・プレーンズ・ロード線側に、5系統の列車はダイアー・アベニュー線側に振り分けられるが、ラッシュ時に限り5系統もホワイト・プレーンズ・ロード線を走行する。

出口

駅には2箇所出口があり、1箇所は旧ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の改札口で地下鉄ホームからは少し歩く必要がある。もう1箇所は駅南端にある改札口で、東180丁目へ出ることができる[2]

ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホーム

Thumb
旧ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道のホームを地下鉄ホームから見る

地下鉄ホーム東側にはニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の東180丁目駅のホームがある[3]。この駅は1912年5月29日に途中駅として開業し、その後1937年12月12日にニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道が倒産した際に路線と共に廃止された。しかし、1940年にニューヨーク市がブロンクスとウェストチェスターの境界より南側の線路を購入、この際に東180丁目駅以南およびイーストチェスター-ダイアー・アベニュー以北の線路はそのまま廃止されたためダイアー・アベニュー線は他路線との接続を持たず、1941年5月15日にイーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅 - 当駅間でIRTの車両を使用しての終日シャトル運行が開始された。このシャトル列車は全てニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道東180丁目駅ホームに乗り入れていた。その後、1957年に当駅北でホワイト・プレーンズ・ロード線に線路が繋げられ同年5月6日より直通運転が開始、これに伴いニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホームは使用されなくなった。

ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の駅舎の修復は2013年に完了した[4]。この駅舎は現在もメインの改札口として機能しており、いくつかのオフィススペースや小さなコンビニエンスストアが入っている。

Remove ads

駅舎改修工事

Thumb
ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道駅舎

ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道駅舎は2010年3月から2013年まで改修工事を受けた[5][6]。これは入口の修復、屋根の一部・道床・ホームの交換、新しいエレベータの設置、電気・機械・配管・照明・通信機器の修理などを行う工事であった。また、コミュニティグループは理髪店や靴屋などの駅内でのビジネスの復帰を期待していた[7]

ニューヨーク市交通局は、駅の改修工事に6660万ドルを支払った[8]。駅の改修工事はADA準拠工事のための1040万ドルを含めた4,950万ドルの費用をかけ、予定より6ヶ月間遅れの2013年5月に完了した[9]

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads