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松殿良嗣

日本の鎌倉時代の公家 ウィキペディアから

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松殿 良嗣(まつどの よしつぐ)は、鎌倉時代前期から中期にかけての公卿大納言松殿忠房の長男。官位正二位右近衛中将松殿家4代当主。

概要 凡例松殿良嗣, 時代 ...

経歴

貞永元年(1232年従五位下侍従に叙任。その後、嘉禎2年(1236年)従五位上、嘉禎4年(1238年正五位下延応元年(1239年従四位下と昇進する。仁治3年(1242年)には従四位上正四位下と続けて昇叙され、寛元元年(1243年)に従三位に叙せられ公卿に列す。またこの間の嘉禎3年(1237年右近衛少将仁治元年(1240年)右近衛中将と武官を務めると共に、因幡介土佐介美濃権守と地方官も兼ねた。

しかし、この間に大納言となっていた父・忠房は、貞永元年(1232年)に大納言を免ぜられ、宝治元年(1247年)には出家してしまう。その後、良嗣は宝治2年(1248年正三位建長7年(1255年従二位正元元年(1259年)正二位に叙せられるなど位階の上では父・忠房に並ぶ。しかし、参議任官は叶わないまま、弘長3年(1263年)に出家し法名は円信と号した。

系譜

参考文献

先代
松殿忠房
松殿家当主
4代
次代
松殿通輔
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