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武宮陽光

日本の囲碁棋士 ウィキペディアから

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武宮 陽光(たけみや ようこう、1977年4月29日 - )は、日本棋院所属の囲碁棋士日本棋院理事長(2024年7月9日 - )[1]東京都出身。筑波大学附属高等学校卒業。

概要 武宮陽光 六段, 名前 ...

母方の祖父である梶和為九段に師事した後、実父・武宮正樹九段の門下となる。

経歴

5歳くらいの時、家にある碁の本を並べているうちに碁を覚えた。祖父の梶和為から本格的に手ほどきを受け、小学校1年の時には木谷会に通い、5、6級で打てるほどになった[2]

小学校5年の時に父から「やってみる? 入ってみたら」といわれ院生となった。父には院生で打った碁を見てもらっていたが、打ってもらうことはほとんどなく「どうしてもプロになれ」という感じではなかったが、あるとき父が世界アマ選手権で3位入賞したこともあるオランダのロナルド・シュレンパーから「子供に碁を教えるのは親の義務、教えなさい」と言われ、それから毎日朝5時に起き学校に行く前に父と20秒碁を1、2局打つ生活となった[2]

入段する直前には祖父に互先で勝つようになっていた。入段試験では4勝4敗と絶不調で父に一喝され、それから息を吹き返し10連勝してプロとなった[2]

2007年度前期、NHK囲碁の時間』の講師を矢代久美子と担当。

2016年6月7日、北九州市で開かれた人工知能学会の公開イベントでコンピュータ囲碁プログラムZen(ゼン)」と二子局(Zenがあらかじめ黒石2個を置くハンデ)で対戦し敗れた。

2016年7月8日放送のNHK『ドキュメント72時間』(新宿歌舞伎町の24時間営業の碁会所「秀策」が舞台の回)で、撮影2日目の夜にたまたま碁会所に来店し出演を果たした[3]

2024年7月9日、小林覚の後任として日本棋院の新理事長に就任。任期は2026年6月まで[1]全日本囲碁連合の理事・副会長も、小林から引き継いで就任。また、囲碁殿堂表彰委員会委員[4]

趣味は麻雀で、2023年、第4回囲碁・将棋チャンネル杯・麻雀王決定戦に出場した。

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各種記録

昇段履歴

受賞履歴

著書

  • 「やっしー&陽光の置き碁で上達」(矢代久美子との共著、NHK出版、2008年)

脚注

外部リンク

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