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殺意の風景
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『殺意の風景』(さついのふうけい)は、日本の紀行作家・宮脇俊三の推理小説[1]。1985年に新潮社から刊行された[2]。連作小説集であり、各短編は鉄道という要素を含んだトリックが使用されている[3]。
作品概要
宮脇の初の小説となっており、推理小説である[1][3]。宮脇が著した推理小説はこれが唯一である[6]。
小説内で殺人そのものが起こることはなく、だれかが殺される寸前、または強い殺意が表れたときにはなしが終わる[3]。
第18話まであり、ストーリーの舞台はそれぞれ全国各地に散っていて、すべてに特色がある[3]。
第12話「石油コンビナートの巻」がのちに火曜サスペンス劇場「弁護士・高林鮎子 寝台特急あさかぜ4号殺人風景」(1986年、主演:眞野あずさ)として、また第14話「砂丘の巻」がテレビ東京系月曜女のサスペンス傑作推理受賞作シリーズ「殺意の風景・砂色の迷宮」(1989年、主演:石野真子)としてドラマ化された。
構成
書誌情報
- 新潮社 1985年4月[2] ISBN 4-10-333504-1 定価 1000円(税別)[3]
- 新潮文庫 1988年4月[2] ISBN 4-10-126806-1
- 光文社文庫 2006年5月[8] ISBN 4-334-74063-4
脚注
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