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永久少年 Eternal Boys
日本のテレビアニメ ウィキペディアから
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『永久少年 Eternal Boys』(エターナルボーイズ[1])は、ライデンフィルム制作による日本のオリジナルテレビアニメ。フジテレビほかにて2022年10月から2023年3月まで、2クール全24話で放送[2]。
新作エピソード『永久少年 Eternal Boys NEXT STAGE』が、2023年6月9日に劇場公開された[3]。また、テレビシリーズを再編集した「特別編集版」が5月19日より2週間限定で劇場公開された[3]。
6人のアラフォー男性によるアイドルグループ・永久少年を描く。
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登場人物
要約
視点
永久少年(エターナルボーイズ)
満福芸能プロダクションからデビューしたおっさんアイドルグループ。略称は「エタボ」。
それぞれが崖っぷちの人生を歩んでいたが、満福プロダクションの新事業をきっかけに人生の再スタートを歩むことになった。普段は満プロの社宅で、同プロダクション所属のタレント猫・ペペちゃんと共に共同生活を送っている。
第5話でデビュー曲のMVが撮影され、第7話で初ライブを行いCDデビュー。第10話にてメンズアイドルフェスに出演した。
13話にて誠がプロデュース業専念のためにグループを脱退し、14話において新メンバーとしてニコライが加入する[4]。
真田 健太郎 ()- 声 - 平川大輔[5]
- 本作の主人公。40歳。身長174cm、12月17日生まれで、血液型はO型。前職は広告代理店の営業部係長。
- 17年間勤務していた会社が倒産し、様々な企業の面接を受けていた。勘違いから満福プロダクション新規プロジェクトメンバー募集の面接を受け、結果永久少年のメンバーに選ばれる。メンバーカラーは青。
- 他のメンバーに対しては基本的にさん付けで敬語を使うなどの真面目な性格だが、それ故に常に受け身気味なのが欠点。小動物が苦手。
- 様々な経歴を持つ永久少年の面々の中では、突出したところもない「普通のおっさん」だが、大輔や誠からはその普通さが魅力として評価されている。
- 当初は前述の経緯に加え、自分がアイドルをやる事に戸惑いを覚えていた。一度は厳しいトレーニングについていけずに脱退を決めるが、影で猛特訓をしていた直樹の姿や、誠の言葉を聞いて思い直し、再びグループへと戻る。以降はアイドルとしての活動にも積極的に取り組むようになった。
石田 直樹 ()- 声 - 小西克幸[5]
- 39歳。身長174cm、10月17日生まれで、血液型はAB型。元中学教師で、その後は塾講師のアルバイトで生活費を稼いでいた。
- 完璧主義者で自他共に厳しい性格であり、それ故に他者と諍いを起こす時もあるものの、アイドルに賭ける熱意は本物。普段は眼鏡をかけているが、ライブや撮影中は外している。
- デビュー曲のMV撮影に際して誠によってイメチェンが施され、以降は髪を染めた状態で活動する。中学時代から「Gentlemen」の大ファンであり、永久少年加入前はダンス動画を動画サイトに投稿していた。メンズアイドルフェスで発覚するまでは周囲にもその事実を隠していたが、打ち明けて以降はオープンにしている。メンバーカラーはピンク。
浅井 悠 ()- 声 - 福山潤[5]、篠田みなみ(少年)
- 35歳。身長170cm、8月8日生まれで、血液型はB型。元サッカー選手で、怪我をきっかけに同期や後輩に追い抜かれ、34歳で戦力外通告を受けた。バツイチで息子がいるが、あまり相手にされていない様子。剛からは「浅っち」と呼ばれている。
- 負けず嫌いで目立ちたがり屋な性格だが、根は仲間想い。サッカーを引退してからもトレーニングは続けているためか、グループ内でも特に体力がありスタイルも良い。メンバーカラーは黄色。
今川 剛 ()- 声 - 浪川大輔[5]、村井美里(少年)
- 37歳。身長168cm、4月9日生まれで、血液型はA型。元子役。中学入学を境に仕事が減り、その後ダンスや演歌歌手などにも挑戦したが、どれも上手くいかなかった。悠からは「今ちゃん」と呼ばれている。
- 高カロリーな食事が好きなためか太り気味で、健太郎からも食生活の改善を提案されている。年齢が近く性格も似ている悠とはなんだかんだ言いながらも仲が良い。メンバーカラーは赤。
山中 大輔 ()- 声 - 森川智之[5]
- 45歳。身長185cm、11月8日生まれで、血液型はA型。元満福芸能プロダクションマネージャー。若いころはモデルをしていたが、素行の悪さが原因で業界から追放されていた。メンバーのまとめ役。
- マネージャーとして自分を拾ってくれた満福芸能の先代社長に恩義を感じ、会社を支えていくことを心に決めるなど、義理人情に厚い。また、会社の再起を賭けた新規事業プロジェクトとして「おっさんアイドル」を提案したのも大輔であり、同時にグループの名付け親。福子に次ぐ永久少年が結成されるもう1人の張本人でもある。メンバーカラーはオレンジ。
柿崎 誠 ()- 声 - 佐々木望[5]
- 41歳。身長181cm、2月6日生まれで、血液型はB型。元No1ホストで、ホストクラブ経営者。経営は順調だったが、社長の呼びかけによりメンバーに加入することになった。ホスト時代の源氏名は「龍崎ノア」。
- 穏やかだがクールで観察眼があり、本心が読めない不思議な人物。プロ意識も高く、スキンケアなどの美の追求にも余念がない。元ホストであるため女性の扱いやファンサービスが上手く、グループ内の中でも特にファンが多い。メンバーカラーは紫。
- 永久少年としての活動を続けていく中で、「誰かにスポットライトを当てること」こそが自分のやりたかった事であると気付き、グループを脱退し永久少年のプロデューサーとして裏方でメンバー達を支える決意をする。
- 「NAHO」の名で永久少年の楽曲の作詞も手掛けており、当初は大輔以外のメンバーはそのことを知らなかった。
ニコライ 朝倉 ()- 声 - 東地宏樹[6]
- 38歳。身長183cm、6月22日生まれで、血液型は不明。
- 当初は満プロの運転手であると同時に、居酒屋「しょっぺえ」を経営する個人事業主でもあった。
- プロデュース業へ転向した誠が選んだ追加メンバー。一見すると強面な外見の上、コミュニケーションが苦手なために誤解を受けやすいが、実際は心優しい性格。様々な職務経験があるため多芸でもある。過去には誠が経営していたホストクラブに在籍していた経歴があり、誠もニコライの素性に途中から気付いていた。メンバーカラーは緑。
- デンマーク系ロシア人の父と、韓国系オーストラリア人の母との間に生まれ、幼少期は親の仕事の都合で土地を転々としていたが、前述の性格からどのコミュニティとも馴染めなかった。様々な方言と英語、韓国語を交えた特徴的な話し方をする。
- 誠から課せられた、加入のための「月末に行われるショッピングモールでのイベントを成功させる」という試験に当初は空回り気味だったが、健太郎達のサポートもあって無事に成功。晴れて正式なメンバーとなる。
満福芸能プロダクション
永久少年も所属する芸能事務所。
Gentlemen(ジェントルメン)
トワイライトプロダクションに所属する国民的アイドルグループ[7]。25年前にデビューして以降、男性アイドルグループとして不動の人気を誇っている。
永久少年のメンバーとは同年代。
Story of Love(ストーリー オブ ラブ)
トワイライトプロダクションに所属する、10代から20代で構成されるアイドルグループ[7]。永久少年の同期。略称は「ストラブ」。悠と剛からその人気ぶりを妬まれている。
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スタッフ
- 原作 - 満福芸能プロダクション(ライデンフィルム、フジテレビ、ポリゴン・ピクチュアズ[5])
- 監督 - migmi[8]
- シリーズ構成 - うえのきみこ[8]
- キャラクター原案 - ma2[8]
- キャラクターデザイン - 朝井聖子[8]
- サブキャラクターデザイン - 福世真奈美、永川桃子、髙畑かおり、山下芳紀理
- 衣装デザイン - 髙畑かおり、山下芳紀理
- プロップデザイン - 原由知、丹羽彩乃
- 美術設定 - 平義樹弥
- 美術監督 - 平間由香
- 3DCGIプロデューサー - 三浦辰夫
- 3DCGIディレクター - 山崎嘉雅
- 3DCGIチーフモデラー - 松永航
- 色彩設計 - 相田美里
- 撮影監督 - 後藤晴香
- 編集 - 榎田美咲
- 音響監督 - 田中亮[8]
- 音楽 - 橋本由香利[8]
- 音楽制作 - フジパシフィックミュージック
- 音楽プロデューサー - 斉藤一美
- 統括 - 高瀬透子
- プロデューサー - 榎本有希(TV)、熊本統夫(劇場版)、西川恭平、赤木優子
- アニメーションプロデューサー - 大山裕一(TV)、橋本淳至(劇場版)
- アニメーション制作 - ライデンフィルム[8]
- 制作 - 永久少年プロジェクト[8](フジテレビジョン、キングレコード、イオンエンターテイメント、ポリゴン・ピクチュアズ、ウルトラスーパーピクチャーズ、クロックワークス、coly、ムービック、アニマックスブロードキャスト・ジャパン、KADOKAWA)
- 配給 - イオンエンターテイメント[9](劇場版)
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主題歌
オープニング・エンディング
- 「Dreamy Life」[10]
- Gentlemenによる第1クールオープニングテーマ。作詞はSoma Genda、作曲・編曲はMitsu.J。劇場アニメでもエンディングテーマとして使用。
- 「FRIENDS」[10]
- Story of Loveによる第1クールエンディングテーマ。作詞はAmon Hayashi、作曲はErdeとDaniel DurnとKatrine"Neya"Klith、編曲はErde。
- 「My Way」[4]
- 永久少年による第2クールオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はSHOW。第14話・第23話では劇中歌としても使用。
- 「Story of Love」[4]
- Story of Loveによる第2クールエンディングテーマ。作詞はAmon Hayashi、作曲はALYSAとAlfred Chan、編曲はALYSA。
- 「Eternal」
- 永久少年による第23話エンディングテーマ。作詞はSHOW、作曲はSHOWとC.ON、編曲はC.ONとMitsu.J。第7話・第10話・第13話・第16話では劇中歌として使用されており、劇場アニメでもエンディングテーマとして使用。
- 「Red line」
- 永久少年による劇場アニメの主題歌。作詞・作曲・編曲はSHOW。
- 「PERFECT WORLD」
- Story of Loveによる楽曲。作詞はHIRO、作曲はBACK-ONのHi-yunkとCasperとErdeとMitsutaka Seki、編曲はErde。劇場アニメでエンディングテーマとして使用。
劇中歌
- 「つよしのまろやか男道」
- 今川剛(浪川大輔)による第1話・第15話劇中歌。作詞はeNu、作曲は設楽哲也。
- 「シャル・ウィ・ダンス?」
- Gentlemenによる第3話・第4話・第10話劇中歌。作詞はMasaki Tanami、作曲・編曲はMitsu.J。
- 「GENTLEMEN」
- Gentlemenによる第9話劇中歌。作詞はSoma Gendaと多田慎也、作曲はA.K.Janewayと多田慎也、編曲はA.K.Janeway。
- 「永遠に…」
- 永久少年による第13話劇中歌。作詞はうえのきみこ、作曲・編曲はSHOW。
- 「Again」
- 永久少年による第23話劇中歌。作詞はSHOW、作曲・編曲はWolf KidとSHOW。
各話リスト
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放送局
メディアミックス
漫画
『月刊コミックジーン』(KADOKAWA)2022年5月号(4月15日発売)から2023年8月号(7月14日発売)まで連載された[12][13]。漫画はちゃんさな。
- ちゃんさな(漫画)・満福芸能プロダクション(原作) 『永久少年 Eternal Boys』 KADOKAWA 〈MFコミックス ジーンシリーズ〉、既刊2巻(2023年7月27日現在)
- 2022年11月26日発売[14]、ISBN 978-4-04-681695-5
- 2023年7月27日発売[15]、ISBN 978-4-04-682499-8
ボイスドラマ
ノベルゲーム
『永久少年Side Project -トワイライトなスピカ-』のタイトルでcolyより2023年4月28日に配信[16]。Story of Loveを主人公としたボイスノベルゲーム。
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出典
外部リンク
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