沈哲浩

沈 哲浩（シム・チョルホ、朝鮮語: 심철호、1960年 - ）は、朝鮮民主主義人民共和国の政治家。逓信相、朝鮮労働党中央検査委員会委員などを歴任した。社会安全部政治局長を務めた沈昌完は父親^[1]。

北朝鮮の政治家 沈哲浩 심철호
生年月日	1960年
所属政党	朝鮮労働党
最高人民会議代議員
当選回数	1回
在任期間	2014年3月 - 2019年3月
最高指導者	金正恩（2011年 - ）
逓信相
在任期間	2012年2月 - 2015年
朝鮮労働党中央検査委員会委員
在任期間	2010年9月 - 不明
逓信副相
在任期間	1990年1月 - 不明 2009年1月 - 2012年2月

沈哲浩
各種表記
チョソングル：	심철호
発音：	シム・チョルホ
英語表記：	Sim Chol-ho

経歴

1960年に生まれた。父親は社会安全部政治局長、朝鮮労働党中央委員会委員を歴任した沈昌完^[1]。1999年1月に逓信副相に任命されたが^[2]、2001年6月に国家安全保衛部を批判したために耀徳強制収容所に収容されたという^[1]。2003年3月に金正日総書記の指示により釈放され、通信機械工場に配置された^[3]。その後逓信副相に復帰したが、2006年に逓信省局長に降格された^[2]。2009年に逓信副相に復帰し^[2]、2010年9月28日に開催された朝鮮労働党第3回党代表者会で、朝鮮労働党中央検査委員会委員に選出された^[4]。2011年12月に金正日総書記が死去した際には、国家葬儀委員会委員に選ばれた^[2][5]。2012年2月に逓信相に任命され^[2][1]、2014年3月に最高人民会議第13期代議員に選出された^[6]。しかし、2014年9月以降逓信相としての活動が確認できなくなり^[7]、2015年10月に金光哲が逓信相として報道されたため解任されていたことが分かった^[7]。