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河合莞爾
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(かわい かんじ)は、日本の小説家・推理作家。執筆のかたわら、出版社で編集者として勤務している[1]。
来歴
生年未詳。熊本県出身、早稲田大学法学部卒業後、出版社に勤務。
2012年、角川書店主催の第32回横溝正史ミステリ大賞において、『デッドマン』にて大賞を受賞しデビュー。 『さあ、地獄へ堕ちよう』(菅原和也)との同時受賞。同賞での大賞の2作同時受賞は、2007年以来5年ぶりであった[2]。横溝正史ミステリ大賞の選考委員であった綾辻行人は、『デッドマン』を"島田荘司『占星術殺人事件』に「真っ向勝負」"と評した。
立川談志を敬愛し、立川の「落語とはイリュージョンである」という言葉に影響を受け、自らもイリュージョニストを目指したと表明している[3]。
ペンネームの由来は、2011年に失った愛犬の名前だという[4]。
作品
鏑木特捜班シリーズ
カンブリアシリーズ
- カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係(2020年3月 中公文庫)
- カンブリアⅡ 傀儡の章 警視庁「背理犯罪」捜査係(2021年6月 中公文庫)
- カンブリアⅢ 無化の章-警視庁「背理犯罪」捜査係(2023年4月 中公文庫)
その他
- デビル・イン・ヘブン(2013年12月 祥伝社 / 2017年6月 祥伝社文庫)
- 粗忽長屋の殺人(2015年2月 光文社 / 2017年10月 光文社文庫)
- 【収録作品】 短命の理由 / 寝床の秘密 / 粗忽長屋の殺人 / 高尾太夫は三度死ぬ
- 救済のゲーム(2015年6月 新潮社)
- 800年後に会いにいく(2016年8月 幻冬舎 / 2018年10月 幻冬舎文庫)
- スノウ・エンジェル(2017年6月 祥伝社 / 2021年5月 祥伝社文庫)
- 燃える水(2018年5月 KADOKAWA)
- ジャンヌ(2019年2月 祥伝社 / 2022年12月 祥伝社文庫)
- 豪球復活(2022年9月 講談社)
- かばい屋弁之助吟味控(2024年6月 祥伝社文庫)
アンソロジー
『』内が河合莞爾の作品
- 地を這う捜査:「読楽」警察小説アンソロジー(2015年12月 徳間文庫)『また会おう』
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交流のある作家
- 小野十傳
- 自身の頒布している開運銭「福本銭」を河合が所持しているとブログで明かしている。
脚注
関連項目
外部リンク
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