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横溝正史ミステリ&ホラー大賞
日本の文学賞 ウィキペディアから
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横溝正史ミステリ&ホラー大賞(よこみぞせいしミステリアンドホラーたいしょう)は、株式会社KADOKAWAが主催する日本の公募新人文学賞である。
沿革
1980年(昭和55年)、探偵小説作家の横溝正史にちなんでミステリ作家を発掘するために設けられた。大賞受賞者には、金田一耕助像と副賞として500万円が、優秀賞には30万円が、奨励賞には20万円が授与される。また、第22回から第30回まで設立されていたテレビ東京賞は、最終候補作の中からテレビ東京が独自にテレビドラマ化を前提とした作品を選出し、受賞者には賞金100万円が授与された。第22回から第27回までは『水曜ミステリー9』、第28・29回は『水曜シアター9』、第30回は単独枠でドラマ化された。同賞受賞作は、書籍としての刊行がない場合もあった。
第20回までは横溝正史賞、第21回から第38回までは横溝正史ミステリ大賞、第39回からは、日本ホラー小説大賞との統合により横溝正史ミステリ&ホラー大賞という名称で開催されている[1][2][3]。読者賞の制度は日本ホラー小説大賞から引き継がれ、最終候補作の中から有志の書店員からなるモニター審査員により選考される。
第43回よりカクヨムからの応募が可能になり、併せてカクヨム賞が新設された。最終候補作がカクヨムに掲載され、読者の投票により選考される。受賞者には「iPad Pro 12.9 inch Wi-Fi 256GB+Apple Magic Keyboard」が授与される[4]。
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歴代選考委員
- 第1回:石川喬司、大藪春彦、荻昌弘、土屋隆夫、中島河太郎、横溝正史
- 第2回:石川喬司、大藪春彦、荻昌弘、土屋隆夫、中島河太郎
- 第3回 - 第5回:石川喬司、大藪春彦、荻昌弘、角川春樹、中島河太郎、夏樹静子
- 第6回 - 第8回:角川春樹、権田萬治、佐野洋、夏樹静子、森村誠一
- 第9回:角川春樹、権田萬治、佐野洋、森村誠一
- 第10回 - 第13回:角川春樹、権田萬治、佐野洋、夏樹静子、森村誠一
- 第14回 - 第16回:権田萬治、佐野洋、夏樹静子、森村誠一
- 第17回 - 第21回:綾辻行人、内田康夫、北村薫、宮部みゆき
- 第22回 - 第25回:綾辻行人、北村薫、内田康夫、坂東眞砂子
- 第26回 - 第28回:綾辻行人、北村薫、桐野夏生、坂東眞砂子
- 第29回 - 第33回:綾辻行人、北村薫、馳星周、坂東眞砂子
- 第34回 - 第38回:有栖川有栖、恩田陸、黒川博行、道尾秀介
- 第39回 - 第42回:綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、辻村深月、道尾秀介
- 第43回:綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、辻村深月、道尾秀介、米澤穂信
- 第44回 - 第45回:綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、辻村深月、米澤穂信
- 第46回:綾辻行人、有栖川有栖、黒川博行、湊かなえ
→日本ホラー小説大賞の選考委員については「日本ホラー小説大賞 § 選考委員」を参照
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受賞作一覧
要約
視点
→日本ホラー小説大賞の受賞作については「日本ホラー小説大賞 § 受賞作」を参照
第1回 - 第20回(横溝正史賞)
第21回 - 第38回(横溝正史ミステリ大賞)
特記がなければ、初刊は角川書店(第34回からはKADOKAWA)、文庫は角川文庫刊。
第39回 - 現在(横溝正史ミステリ&ホラー大賞)
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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