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法医学教室の事件ファイル
テレビ朝日系列のテレビドラマ番組シリーズ (1992-2020) ウィキペディアから
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『法医学教室の事件ファイル』(ほういがくきょうしつのじけんファイル)は、テレビ朝日系で放送されていたテレビドラマシリーズ。港南医科大学法医学教室教授、二宮早紀の活躍を描く。主演は名取裕子。
1992年と1993年に「木曜ドラマ」枠(木曜 21:00 - 21:54)で放送された連続ドラマ2作を経て、1994年から2015年まで「土曜ワイド劇場」で、2016年に「土曜プライム・土曜ワイド劇場」で、2017年に「ミステリースペシャル」で、2018年、2019年、2020年に「日曜プライム・ドラマスペシャル」で、それぞれに放送された。
タイトルは『法医学教室の事件ファイル』(第1シリーズ - 第2シリーズ) → 『新・法医学教室の事件ファイル』(第1作 - 第4作) → 『法医学教室の事件ファイル』(第5作 - 第47作)
本項での「第○作」は単発ドラマを表す。
作品の時間軸は、第1シリーズ → スペシャル → 第2シリーズ → 第1作〜。
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概要
法医学を駆使して事件捜査に当たる法医学者・二宮早紀とその夫であり神奈川県警横浜東警察署の警部・二宮一馬の活躍を描く。シリーズが長期に及んでいるため、登場人物の肩書きや立ち位置も回を追うごとに変化している。
連続ドラマ版と2時間ドラマ版では若干レギュラー出演者に変更(法医学教室のメンバー等)があるが、連続ドラマ第1作からほぼ同じ出演者・スタッフで続いている長寿シリーズである。連続ドラマ時代は一馬役の宅麻伸が主題歌を担当した。また、連続ドラマ時代のエピソード全23話のうち10話が小説化され、二見文庫から発売された。
登場人物
→詳細はそれぞれの役名を、他の登場人物は「法医学教室の事件ファイルの登場人物」を参照
二宮家
- 二宮早紀
- 演 - 名取裕子
- 港南医科大学法医学教室 准教授 → 教授。
- 一度、妊娠したが流産、その後愛介を出産。
- 愛介が伊吹南と入籍し、孫を授かる[ep 1]。
- 望月七海
- 演 - 由紀さおり(第23作 - )
- 一馬の叔母。
- 二宮愛介
- 演 - 小林俊平(第1作)、坂口駿(小学生:第2作 - 第18作)、佐野和真(高校生・大学生・成人期:第21作 - )(幼少期:中西龍雅〈第30作〉)
- 一馬・早紀の一人息子。
- 伊吹南と交際、その後妊娠が分かり入籍する[ep 1]。
- 二宮南
- 演 - 中村静香(第36作 - )
- 港南医科大学法医学教室 助手→助教。早紀の門下生。
- 二宮愛介と交際、その後妊娠が分かり入籍、出産する[ep 1]。
- 役名は第46作まで「伊吹南」、第47作以降は「二宮南」。
- 二宮心
- 演 - 上澤桜苺(第46作)、山中美子葉(第47作)
- 愛介と南の娘。
- 二宮芙佐江
- 演 - 岸田今日子(第2シリーズ / 第7作・第10作・第22作)
- 一馬の母。元教師。
- 二宮一馬
- 演 - 宅麻伸
- 神奈川県警横浜東警察署刑事課 刑事。階級は警部補 → 警部。
- 早紀の夫。
- 息子の愛介が伊吹南と入籍し、孫を授かる[ep 1]。
港南医科大学法医学教室
- 水野
- 演 - 片岡信和(第44作 - )
- 助手。
神奈川県警横浜東警察署刑事課
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スタッフ
連続ドラマ
2時間ドラマ(スタッフ)
- 脚本 - 今井詔二、桃井章、坂田義和、旺季志ずか、外村朋子
- 音楽 - 岩間南平
- 監督 - 山本邦彦(第1作 - 第10作・第12作 - 第40作・第42作 - )、久保田延廣(第11作)、長尾啓司(第41作)
- 主題歌 - 宅麻伸「同じ時代に生まれて」
- いわゆるカラオケバージョンであり、「土曜ワイド劇場」での主題歌導入以前まで使用された。
- 法医学監修 - 西丸與一(横浜市立大学医学部名誉教授)※カメオ出演
- ゼネラルプロデューサー - 関拓也[3](第44作 - )
- 現プロデューサー - 山川秀樹[3](テレビ朝日)、川上泰弘、伊藤由彦[3](国際放映)
- 旧プロデューサー - 今木清志(テレビ朝日)、高戸晨一(テレビ朝日)、菊池恭(テレビ朝日)、松本基弘(テレビ朝日)、稲垣健司(テレビ朝日)、高橋浩太郎(テレビ朝日)、浦井孝行(国際放映)、櫻井美恵子(東宝映画)
- 制作 - テレビ朝日、国際放映(第1作 - 第43作)、東宝映画(第44作 - )
- 放映開始から企画制作を担当していた国際放映が2018年5月末をもってテレビドラマ制作から撤退したため、国際放映側のプロデューサーの櫻井美恵子が東宝映画に移籍し、東宝映画の作品として引き継いだ。
放送日程
第1シリーズ
→ゲストは「第1シリーズ(1992年)」を参照
- 制作局・テレビ朝日を含む同時ネット局は17局だった。
スペシャル
→ゲストは「スペシャル(1993年)」を参照
第2シリーズ
→ゲストは「第2シリーズ(1993年)」を参照
- 制作局・テレビ朝日を含む同時ネット局は前述のスペシャルと同様に19局だった。
2時間ドラマ
- 第1作〜第4作までは「新・法医学教室の事件ファイル」のタイトルで放送。
- 第20作、21作、24作、35作、40作、45作、46作は「法医学教室の事件ファイル・スペシャル」として放送[注 2]
- 第7作、第34作、第35作、第37作、第40作は21時00分から23時21分までの放送。
- 第7作は、「土曜ワイド劇場 20周年特別企画」として放送。
- 第16作は、「土曜ワイド劇場 25周年記念スペシャル」として放送。
- 第18作は、「テレビ朝日 開局45周年企画」として放送。
- 第22作は、岸田今日子の遺作となった。
- 第23作は、「土曜ワイド劇場 30周年特別企画」として放送。
- 第33作は、撮影中、出演していた田中実が自死したことにより、代役を立てて取り直した。
- 第35作は、「土曜ワイド劇場 35周年特別企画」、および「放送開始20周年・記念作品」として放送。
- 第40作は、「40回記念」として放送。
- 第38作は2017年5月28日の『日曜ワイド』にて、「ミステリー傑作選」として短縮版を放送。
- 第43作は、1993年7月クールでの連続ドラマ・第2シリーズ以来、制作局のテレビ朝日を含む全国ネットでの同時ネットによる放送が、木曜としては24年ぶりに行われた[注 3]。
- 第47作は、「30周年記念スペシャル」。これは放送30周年という意味ではなく、早紀と一馬が結婚30年目を迎えたという意味合いである。[注 4]
- トリプルネット局のテレビ宮崎は、土曜時代は基本的に2日遅れの月曜のほぼ同時刻での放送だったが、木曜そのものについては4日遅れの月曜21・22時台に放送されており、月曜の遅れネットでの放送は変わっていない。
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脚注
関連項目
外部リンク
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