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津山まなびの鉄道館
岡山県津山市にある鉄道に関する博物館 ウィキペディアから
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津山まなびの鉄道館(つやままなびのてつどうかん、英語:Tsuyama Railroad Educational Museum)は、岡山県津山市にある鉄道に関する事物を展示する博物館(鉄道保存展示施設)である。
西日本旅客鉄道(JR西日本)および公益社団法人津山市観光協会が旧津山扇形機関車庫をリニューアルして、2016年(平成28年)4月2日に岡山県津山市の津山駅構内に開館した[1][2][3]。
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概要


津山機関区の施設として1936年に建設された扇形機関車庫が、津山駅に隣接した旧機関区用地で現在も使用されており、現役を引退した静態保存車両を展示する鉄道保存展示施設としても活用されている。
扇形庫は、奥行が22.1 mで17線あり、現存する施設としては京都市にある梅小路運転区(京都鉄道博物館)の扇形庫に次いで日本で2番目の規模である。また、経済産業省の近代化産業遺産(対象は機関車庫と転車台)[4]、社団法人土木学会が選定した「日本の近代土木遺産 −現存する重要な土木構造物2800選」及び、岡山県教育委員会が選定した「岡山の近代化遺産」に指定されている。
- 津山鉄道部時代の2007年から、同扇形庫と隣接する旧津山機関区事務所を利用した「懐かしの鉄道展示室」が一般公開(不定期、予約制)されていた[5]。2014年は4月12日(土)から11月16日(日)までの第2・第4(土曜日・日曜日)を中心に計38日間実施された[6]。また、2014年からの展示では、転車台に車両を載せた状態で、実際に回転させている。なお、車両は月ごとに異なる車両となる。
- 2015年2月26日 - JR西日本岡山支社は施設のリニューアルを発表し、2014年に閉館した交通科学博物館に保存されていたD51形蒸気機関車、DD13形ディーゼル機関車、DF50形ディーゼル機関車を移設・展示することが明らかになった[7]。リニューアルに応じて2015年は改修工事のため一般公開をとりやめ、2016年4月2日より再開することもあわせて発表された[7]。
- 2015年8月6日 - DD16 304が輸送された[8]。
- 2015年10月29日 - リニューアルオープン後の施設名が「津山まなびの鉄道館」となることが発表された[9]。
- 2016年2月22日 - 2016年4月2日にオープンすることがJR西日本から発表された[1]。定休日(毎週月曜と年末年始)を除いて通年開館で、有料となる[1]。また施設の運営は津山市観光協会が主体となる[1]。
- 2016年4月2日 - 「津山まなびの鉄道館」としてリニューアルオープンした[3]。
- 館内は扇形機関車庫、転車台、まなびルーム、あゆみルーム、しくみルーム、まちなみルーム、いこいの広場で構成されている。
- 国鉄C57形蒸気機関車68号動輪の展示や旅立ちの汽笛(D51形蒸気機関車755号機の汽笛)もある。
- 2017年6月25日 - 来館者10万人を達成した。
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保存車両
扇形庫で保存されている車両は以下の通り[10]。
- キハ33形の転車(2014年)
- DF50の転車(2016年)
- D51 2号機
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関連施設
脚注
外部リンク
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