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津田天満神社

兵庫県姫路市飾磨区構にある神社 ウィキペディアから

津田天満神社map
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津田天満神社(つだてんまじんじゃ)は、兵庫県姫路市飾磨区構に鎮座する神社。旧社格は村社。別名は津田天満宮など。

概要 津田天満神社, 所在地 ...

祭神

歴史

創建は平安時代に遡るとされ、そもそもは大歳明神を祀る社であったという。かつては現在より東の、船場川の思案橋西側にあった[注釈 1]

大宰府へ向かう途中の菅原道真が当社近くの「津田の細江」に立ち寄った際、敷物が見当たらなかったことから艫綱を巻いて座した、との伝承が残り、このことから「綱敷天神」との別称を持つ。後世の民は道真を併せて祀り、更に主神とした。

永仁6年(1298年)や嘉吉3年(1443年)に本殿が再建されたとの記録がある。一時は広大な社領を有したものの、天正8年(1580年)の豊臣秀吉による英賀城攻めに巻き込まれ灰燼に帰し、現在地に再建されている。

祭事

  • 4月下旬 - 春祭り
  • 4月29日 - 弁天まつり
  • 10月中旬 - 秋の例大祭
  • 菅公祭 - 25年に一度催行。

戦後しばらく祭礼が絶えた時期があったが、昭和40年代に復活し、現在に至る。

春祭り

本殿と境内社の厳島神社で神事を行う[1]

弁天まつり

津田地区に在住する厄年が集まった会(厄年会)が主催する祭事。 福引餅まきが行われ、秋の例大祭の様に賑わって挙行される。

  • 福引 - 弁天まつりの前日に厄年会が各町に福引券を配りに行く。福引券の値段は1枚200円。

特賞から六等まであり、特賞は掃除機Nintendo Switchなどが当選し、六等はティッシュなどが当選する。

この行事はかなり賑わい、怪我するものもいる。

秋の例大祭

播州の秋祭りの中でも有名なものの一つで、毎年10月に行われる。今在家・加茂・構・思案橋から大屋台を、今在家・構から子供屋台を、今在家から獅子とだんじりを練り出す。狭い拝殿の中で屋台を練る「拝殿練り」、また屋台を地面から一気に練り上げる「一気差し」が特徴。一気差しは、拝殿練りの最中にも披露される。

屋台情報

今在家

加茂

思案橋

文化財

重要文化財(国指定)

  • 紙本著色北野天神縁起 - 永仁6年(1298年)に藤原親泰が奉納したもので、全3巻[3]奈良国立博物館に寄託されている。

姫路市指定文化財

  • 津田天満神社太鼓 - 嘉吉元年(1441年)の銘がある[4][5]

周辺

交通

脚注

関連項目

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