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海禅寺
東京都台東区にある臨済宗妙心寺派の寺院 ウィキペディアから
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海禅寺(かいぜんじ)は、東京都台東区松が谷三丁目にある臨済宗妙心寺派の寺院。振袖火事の後、現在の浅草に移る。妙心寺派江戸四箇寺の1つ。蜂須賀氏が中興開基で庇護あつく、世に「阿波様寺」と呼ばれた。幕末の志士の梅田雲浜や藤井尚弼の墓があることでも知られる。
歴史
大雄山と号し、寛永元年(1624年)神田明神の北、妻恋に草創。江戸における妙心寺派触頭のひとつであった。
下総守谷高野(現:茨城県守谷市高野)の大雄山海禅寺(平将門が創建したとされる)を法源地としている。開山の覚印は、常陸国真壁(現:茨城県桜川市真壁)の生まれであると江戸幕府に寺籍調査票の開創由緒で上申している。那須黒羽(現:栃木県大田原市黒羽町)の東山雲厳寺中興開山の無住妙徳禅師の法孫にあたり、妙心寺東海派天縦門派、鉄岫宗崑禅師の法嗣であり妙心寺第132世である。元禄9年(1696年)3月、無礙浄光禅師を諡られた。
海禅寺は正法山妙心寺東海派の江戸府内における最初の寺院であり、最大時には三浦半島、甲斐国など広範囲に子院および塔頭を配し、その数40ヶ寺をこえる大寺院であった。開山忌は12月5日である。
塔頭
- 霊梅軒(開基は蜂須賀阿波守。霊梅寺と改称し現地に所在)
- 泊船軒(開基は近藤織部正。先住の隠居所であった荒川区荒川へ移転)
- 寒窓軒(開基は加藤遠江守。廃寺)
- 瑞光庵(開基は松平下総守。松平清道を葬る。廃寺)
江戸時代の主な檀家
大名
旗本
町人
- 三谷三九郎(豪商)
関係する著名人
近隣情報
交通アクセス
関連項目
外部リンク
- 国立科学博物館地震資料室ホームページ関東地震→上野・浅草方面→海禅寺墓地の画像あり
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