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湯沢町歴史民俗資料館 「雪国館」

新潟県湯沢町にある博物館 ウィキペディアから

湯沢町歴史民俗資料館 「雪国館」map
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湯沢町歴史民俗資料館 「雪国館」(ゆざわまちれきしみんぞくしりょうかん ゆきぐにかん)は新潟県南魚沼郡湯沢町にある博物館施設。

概要 湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」, 施設情報 ...

概要

かつては、湯沢町公民館が主体となって町内の様々な民俗資料の収集や保管・展示および調査・研究などが行われていた。一部は1972年昭和47年)6月完成の保養センターの展示室にも置かれていたが、町制施行20周年を記念して1974年(昭和49年)4月に始まった町誌編纂事業や、1975年(昭和50年)4月に始まった文化財民俗資料保護事業をきっかけに、約150点あまりの民具が教育委員会に寄せられた。1977年(昭和52年)6月10日に旧湯沢分校(2025年現在の主水公園)が町内の大字神立に新築移転すると、教育委員会・文化財調査審議委員会・議会総務委員会・町誌編纂委員会の合同で「民俗文化財資料館建設対策委員会」が組織され、空き校舎となった建物を改造し、町の総合文化祭開催に合わせて同年11月2日に「湯沢町文化財民俗資料館」として暫定的に開館し[1]、その後、1979年(昭和54年)4月29日に湯沢町歴史民俗資料館の設置及び管理に関する条例(昭和54年条例第11号)が規定され、正式に開館した。

開館後も、設備の整った新しい資料館設置の検討が町民や関係者の間で要望されていたが、1982年(昭和57年)に国庫補助金の交付が決まったことで町一般会計予算において予算措置がなされ、7月30日の町議会での議決を経て8月に着工し、西中の旧郵便局跡地に1983年(昭和58年)11月1日に「湯沢町歴史民俗資料館」として新築オープンした[2]

1997年平成9年)4月26日から7月26日にかけて、企画展『越後湯沢発 川端康成と「雪国」の世界展』が開催された。2002年(平成14年)8月1日から9月1日にかけては、川端の没後30年記念として『「雪国」日本画の世界展』が開催され、高山辰雄大山忠作らの日本画が収蔵された。町制50周年に当たる2005年(平成17年)には設備の更新が行われ、6月3日にリニューアルオープンした[3]

2023年令和5年)6月からバリアフリー化工事のため休館していたが、2024年(令和6年)1月27日に完了し、営業を再開した[4]

湯沢町の歴史や暮らしを紹介する民俗資料のほか、小説『雪国』と作者・川端康成ゆかりの関係資料を収蔵・展示している。

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施設

  • 1F - ギャラリー『雪國』日本画の世界
    • 駒子の部屋 - ヒロイン駒子のモデルとされる松栄が住んでいた部屋を移築
    • ギャラリー『雪國』日本画の世界
    • 川端康成・秀子遺愛寄贈品コーナー
  • 2F - 湯沢町情報発信・雪国ふれあい広場
    • 受付・管理室
    • 雪国の住生活コーナー - 民家の茶の間を移築し、昭和初期頃までの生活の様子を再現
  • 3F - 湯沢町歴史民俗コーナー
    • 四季の民俗コーナー - 四季の作業に合わせた道具の展示
    • 湯沢の歴史コーナー - 地元で出土した約27万枚の石白古銭、三国街道スキー関係の資料を展示
    • 書籍・閲覧コーナー


利用詳細

  • 休館日 - 水曜日(祝日の場合は翌日が休館日)・8月は無休
  • 開館時間 - 午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 入館料 - 大人500円(15名以上の団体は400円)・子供250円(15名以上の団体は200円)
  • 駐車場 - 普通車10台、大型車2台(無料)

アクセス

外部リンク

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