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瀬田川令和大橋
滋賀県大津市にある大石東バイパスの橋 ウィキペディアから
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瀬田川令和大橋(せたがわれいわおおはし)は、滋賀県大津市の瀬田川に架かる道路橋である。国道422号の大石東バイパスの一部として整備された[1]。全国で初めて元号「令和」を名称に使用した一般国道の橋として、話題になった[1][2][3]。高さ27 m(メートル)のアーチが特徴である[2][4]。

概要
構造
架橋位置での瀬田川は水量が少ない非出水期でも毎秒200立方メートルもの水が流れており[5]、瀬田川が大戸川と合流する直下流でもある[7]。河川内での施工可能期間は4ヶ月であるためプレキャスト基礎を用いた施工が不可能であり[7]、橋脚が不要な構造が選ばれた[5]。橋種は予備設計における一次選定ではニールセンローゼ橋・単弦ローゼ桁橋・鋼斜張橋の3種類が候補に挙がり、二次選定では曲線の道路線形に対処可能な形式であり、施工性・経済性・景観性の観点からニールセンローゼ橋が選定された[5]。
施工
2013年(平成25年)度から橋梁関連工事を開始し、2014年(平成26年)度から橋台の設置工事に取り掛かった[7]。橋梁工事に先立ち、滋賀県道29号瀬田大石東線や黒津川の付け替えを行い、光ケーブルの移設を行った[7]。
上部工(橋梁の本体)の設置はケーブルクレーンを用いた施工が行われ、部材は斜吊設備を転用しながら1部材ずつ設置を行っていった[7]。アーチリブ・上支材から設置を行い、補鋼桁・横桁、下横桁・縦桁の順に取り付けられた[7]。
沿革
近隣の施設
上流・下流の橋
脚注
関連項目
外部リンク
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