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片岡啓子
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片岡 啓子(かたおか けいこ、1950年5月28日[1] - )は、日本の声楽家、ソプラノ歌手[2]。東邦音楽大学音楽学部音楽学科声楽専攻特任教授、元・声楽専攻主任、元・大学院音楽研究科長[3]。
経歴
静岡県三島市出身[2]。静岡県立三島北高等学校から国立音楽大学に進み、卒業後は同大学オペラ研修室を修了した[2]。1974年に日伊声楽コンコルソ入賞して以降、様々なコンテストに入賞する[2]。
1976年、文化庁芸術家在外研究員としてイタリアミラノへ留学[3]。1978年、日本で『コジ・ファン・トゥッテ』に出演し、オペラ・デビュー[4]。同年、再びイタリアへ渡り、ミラノ・スカラ座歌手養成所に学び[4]、後にこれを修了した[3]。以降、イタリアを中心にオペラへの出演歴を重ね、日本では二期会や藤原歌劇団の公演に参加した[3][4]。二期会では、1980年の『トロヴァトーレ』で高く評価され[4]、藤原歌劇団では、1989年の『ドン・カルロ』のエリザベッタ[5]、1990年の『トスカ』のトスカ[6]などを演じた。市民オペラにも客演し、2005年には藤沢市民オペラの『トゥーランドット』のトゥーランドットを演じている[7]。
ヴェルディ作品のドラマティック・ソプラノ(ソプラノ・ドラマティコ)として定評があり、1994年にサントリーホールで大野和士指揮の東京フィルハーモニー交響楽団と共演したヴェルディ作品のリサイタルは好評を博した[4]。
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出典・脚注
外部リンク
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