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特別航空輸送隊
日本国政府専用機の運用を行っている航空自衛隊の部隊 ウィキペディアから
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特別航空輸送隊(とくべつこうくうゆそうたい、英称:Special Airlift Group)とは、航空自衛隊航空支援集団隷下の、皇室及び政府の要人輸送等を行う日本国政府専用機の運用を行っている部隊である。司令部は北海道千歳市の千歳基地。略称は「特輸隊」。
沿革
- 1987年(昭和62年)5月28日 - 政府専用機の導入を決定
- 1991年(平成 3年)9月17日・11月18日 - ボーイング社から747-400型機を受領(総理府の予算で購入されたため、民間機扱い)
- 1992年(平成 4年)4月10日 - 機体が総理府から防衛庁へと移管され民間機登録を抹消し、自衛隊機となる。千歳基地に臨時特別航空輸送隊を編成
- 1993年(平成 5年)6月1日 - 特別航空輸送隊として新編
- 2003年(平成15年)
- 2013年(平成25年)6月8日 - 部隊創隊20周年記念式典を実施[2]。
- 2019年(平成31年)3月24日 - 政府専用機の機種交代式典が千歳基地の特別航空輸送隊格納庫で実施。B747-400型機は3月31日をもって退役し、4月1日からはB777-300ERが任務運航に就く[3]。
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使用航空機

一般に政府専用機と呼ばれるボーイング777-300ER型機を2機運用している。任務運航の際は常に2機(1機が任務機、もう1機が予備機)で運用される。
- B777-300ER
- 全長 73.90m
- 航続距離14,000km
特別空中輸送員
任務運航の際、政府専用機には民間の旅客機と同じように客室業務を担当するキャビン・アテンダント(客室乗務員)として、空中輸送員と呼ばれる航空自衛官が十数名同乗する。なおこの空中輸送員は、正式には特別空中輸送員と呼ばれ、輸送機に搭乗する戦術空中輸送員(ロードマスター)とは、資格が区別されている。特別空中輸送員への道のりは、以下の通りである。
部隊編成
- 隊本部
- 第701飛行隊
- 総括班
- 第1飛行班(操縦幹部、航法幹部、運行管理者としての管制幹部、気象幹部、機上無線員)
- 第2飛行班(空中輸送幹部、空中輸送員、隊員の約半数が女性の航空自衛官)
- 整備隊
- 整備本部
- 整備小隊
- 装備小隊
主要幹部
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特記事項
- 要人の乗降の際にタラップ(舷梯)で搭乗扉(搭乗口)横にて起立している警衛隊員は、同乗している整備員(機上整備員)である。
脚注
関連項目
外部リンク
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