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理科年表

国立天文台が編纂し丸善が発行する自然科学に関するデータ集 ウィキペディアから

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理科年表(りかねんぴょう、英語: Chronological Scientific Tables)は、国立天文台が編纂し丸善出版が発行する自然科学に関するデータ集である。

概要 理科年表 Chronological scientific Tables, 編集者 ...

概要

1923年から東京天文台(現・国立天文台)の神田茂が中心となり日本独自での本格的な天体暦編纂を検討し海軍省と競合し予算獲得争いに破れ小規模な天体暦を発行する事となり、天体暦を含む自然科学の基礎情報を載せる内容とし[1]、気象学者岡田武松・物理学者中村清二・化学者松原行一・地理学者山崎直方・地震学者今村明恒の監修により[2]1925年2月20日創刊。A5判の「机上版」とA6判の「ポケット版」が毎年発行される。1988年までは東京大学東京天文台編纂となっていた。1941年1944年1945年1946年1960年度版は発行されなかった[3]。CD-ROM版は1996年度版から2006年度版まで発行されており、2008年度版からはWeb版となり、購入後、登録してから1年間は理科年表プレミアム、及び60頁のマニュアルにアクセスできる。各年版の正式書名は「理科年表 20XX」と西暦表記としており、当初は和暦で表記し改元直後の版には旧元号が用いられる形で1926年版は「理科年表 大正十六年」、1989年版は「理科年表 昭和64年」として発行されたが、2019年の令和改元をきっかけに西暦表記に改められた[4]

2005年度版までの累計売上は約250万部(書籍版)。1986年度版は約9万部を売り上げた(ハレー彗星の接近に伴う世論の関心の高まりによる)。近年の売上は年間3~4万部程度。

関連書籍として『環境年表』(『理科年表 環境編』の全面改訂)と『理科年表ジュニア』がある。また、『理科年表読本』シリーズも出版されている。

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構成

部、天文部、気象部、物理/化学部、地学部、生物部、環境部、附録により構成される。生物部は1984年度版から、環境部は2005年度版から追加された[3]。また表紙は1981年からデザイン化されおよそ4年に一回改められる[5]

内容

天体観測のデータ量が膨大になっているため、ダイジェスト(出典は記載)及び前年の宇宙研究のトピックスなどを記載している。物理部と化学部も同様であり、基本データのみを記載する約束になっている。

新設の項目については、分野の著しい進展に間に合っていない箇所も存在する。データとして収集するには信頼性が重要視されるため、業績として認められたデータのみ記載されているからである。

付録には2002年からノーベル物理学賞ノーベル化学賞ノーベル生理学・医学賞の授与年、受賞者及び授与理由が記載されている[6]。また、理学上必要とされる簡単な公式集(証明は含まない)及び三角関数表、4桁の対数表、慣用の計量単位換算についても記されている(これは、初期の年表より実施)。

研究者が参照することもあるが、原典を確認しなかったことから過去の記載ミスが論文に引用されている例もある[7]

「世界のおもな大地震・被害地震年代表」では1582年以前もグレゴリオ暦表記となっているが[8]、原典となる資料との西暦換算に齟齬が指摘されている(日本の歴史地震の西暦換算[9]

キャンペーン

2020年版より、主に自然科学に関するコンテンツとタイアップしたキャンペーンを実施し、対象書店でのA6版用オリジナルカバーサービスやグッズのプレゼント等を展開する。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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