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田中ちえ美
日本の女性声優 ウィキペディアから
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田中 ちえ美(たなか ちえみ、1994年[5]10月6日[3] - )は、日本の女性声優。静岡県出身[3]。ステイラック所属[3]。
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略歴
要約
視点
子供の頃の夢はケーキ屋だったという[2]。
声優になりたいと思ったきっかけは「アニメが好きだったから」であり、中学生の頃にテレビアニメ『マクロスF』を見て声優を志す[6][7]。ただし、その時はアニメを見るだけではなく、「自分もアニメの世界に入り込みたい!」と思った[6]。その時から「アーティスト活動もしたい」と思っており、その頃、水樹奈々や田村ゆかりや堀江由衣を見て、「私もこうなりたい」と思ったという[7]。
高校1年生の時は一番最初に焼肉店でアルバイトをしており、その時はアルバイトに対する興味と「お小遣いが欲しい」という思いで友人を誘って行き、田中はホールを担当していた[8]。その焼肉店には友人もおり、店長がすごく楽しい人物だったため、良い思い出になったという[8]。
その焼肉店は家から遠く、週に3日くらしか行けていなかったため、学校から近くて少しでも時給の高い居酒屋に変えて週4〜5日働くようになった[8]。当時は昔から「声優になりたい」という夢はあったが、高校2年生になり、将来のことを具体的に考えていた時に「上京資金を貯めよう」と思ったのがきっかけだった[8]。親から「東京でやっていくなら、静岡でも一人で頑張れないと無理でしょ?」と応援の意味を込めて言われたことも後押しになり、アルバイトに行くことに「しんどいな」と思っていた日もあったが、「未来の自分にとって必要なものだ」と思うことで頑張れたという[8]。
上京後は居酒屋などの飲食店を中心に色々アルバイトをしていた[8]。静岡県では友人とアルバイトに行っていたが、東京都では1人でアルバイトを探すのが辛くすごく人見知りだったため、知らない人ばかりの環境に飛び込むのが怖く、なかなか馴染めなくアルバイトを転々としていた[8]。最終的にはお好み焼き店が長く働き、そこは事務所の先輩が働いて誘ってもらえたところだったため、田中にとって環境はすごく大事なことだった[8]。お好み焼き店では同世代で夢を追いかけている人も多かったため、普段から連絡をとり遊びに行ったりと打ち解けることが出来た[8]。お好み焼き店の卵焼きを作るのが苦手で焼いた卵を畳んで畳んで丸めるのが下手すぎて、店長にはあまり任せてもらえなかった[8]。人が足りない時は「私の卵焼きだった人ごめんなさい」としていた[8]。飲食店のアルバイトの接客については楽しく田中は人見知りだが、「これは仕事だ」と考えてスイッチが入れば大丈夫で、笑顔を褒めてもらえたこともあった[8]。仕事が終えた後の仲間たちと食べるご飯も楽しみで、オンオフがあるほうが楽しく仕事が出来たという[8]。
飲食店の他に少しだけ書店でもアルバイトをしていたが、あまりスイッチが入らなかったため「料理を運んで忙しく動いたり注文をとったりと、お客さんとのやりとりがあるほうが向いているんだな」と思ったという[8]。
上京後に養成所には通っていたが、養成所は「みんながライバル」という感覚が強かったため、友人を作るという感じにはならなく、その後やっと気を許せる友人が出来たことは支えになったという[8]。
2015年にシグマ・セブン声優養成所を卒業し、シグマ・セブンeの所属となった[9]。
昔から歌が好きだったが、声優仲間たちがアーティストデビューしていくのを見て「自分には無理なのかもしれない」と勝手に焦っていた時期もあった[8]。その後、2021年9月7日、村上奈津実(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会でも共演)との声優ユニット「NACHERRY(ナチェリ)」の結成を発表[10]、デビュー日となるデジタルシングル「フォーチュンテラー」の配信開始日は、自身の誕生日である2021年10月6日である(結成発表日は村上の誕生日)[11]。NACHERRYを結成することになった時はマネージャーから「実は、田中さんにそういう話がきてるんだよ」と言われ、田中は「それってなっちゃんとですか?」と言っていた[12]。ユニットをやるなら村上しかいないと思っていたこと[12]、村上と仲が良かったことから「私はどっちでもいい」と強がってしまい、やりたいのも不安なのも本心だったため、村上とNACHERRYとしての活動が出来ると知った時は嬉しかった[8]。昔からアニソンを聴いてきたため、田中がランティスからデビューことについては驚き、「声優をやっていくなかでいつかアーティストデビューしたい」と思っていたが、学生の頃から聴いていたアニソンアーティストがたくさんいたレーベルに田中がいるのが信じられなかったと語る[7][12]。
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人物
自分の声の特徴については意外と低く地声を聞いていた人物に言われることがあるという[1]。
自分の性格は泣き虫、大雑把と述べている[6]。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会でも共演し、同じくNACHERRYのメンバーでもある村上奈津実によると、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャラクターの自己紹介のセリフを収録していた時に村上と最初に出会い、その時はめちゃめちゃ大人しく、村上は「すごくクールビューティーな我が道を行くタイプなのかな」という印象だったと語る[7]。それに対して田中はただのコミュニケーション障害なだけだといい、皆で椅子に座っていた時も隅っこに座っていたと語る[7]。その後の田中の印象については村上によると結構人見知りで初めて会う人には緊張しやすいが、慣れてくるとすごく場を盛り上げるムードメーカーで場の空気を変える力のあるタイプで一緒にいる時は真面目な印象だと語る[7]。
愛称
愛称の「ちぇみー」は『サクラクエスト』で共演した安済知佳によって命名された[1][16][17]。
声優になるまであだ名がなく地元の友人たちは田中のことを「田中」と呼んでいた[7]。「ちえ美」、「ちえ美ちゃん」と呼ばれると逆に照れてしまうこともあり、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のキャラクターの自己紹介のセリフを収録した時にメンバーたちに最初から「田中」と呼んでもらえたら嬉しいなと思い、メンバーに「田中って呼んで」と言っていたという[7]。村上奈津実によると「私のことは田中って呼んで」ぐらいしか言っておらず、その時は地声がどういう感じなのか覚えていなかったかもしれないと語る[7]。
趣味・趣向
趣味はお風呂[2]、サウナ[3]、テーマパークに行くこと[2]等。特技は歌[3]。
小さい頃や学生時代や声優を目指していた頃に水樹の曲を一番聴いていた[7][12]。他にもアニソンが好きだったこともあり、ボーカロイドなどの曲ばかり聴き、学生時代の放課後に友人と行っていたカラオケでも歌っていた[1][7][12]。ロックバンド系の激しく格好いい曲も好きである[7][18]。
出身地である静岡県への思い入れが強く、ブログ等でも度々地元について語っている[19]。好きな食べ物はさわやかのハンバーグ[20]。
座右の銘は「なんとかなるでー」[2]。
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出演
要約
視点
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 2016年
-
- 三者三葉(辻小芽[21])
- テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(侍女)
- 2017年
-
- サクラクエスト(織部凛々子[22])
- キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(子供)
- パズドラクロス(生徒)
- 2019年
-
- とある魔術の禁書目録III(少年)
- ハイスコアガールII(使用人A)
- 2020年
-
- ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(2020年 - 2022年、天王寺璃奈[23]) - 2シリーズ[一覧 1]
- 戦翼のシグルドリーヴァ(子ども)
- 神様になった日(スタッフ)
- 2021年
-
- WIXOSS DIVA(A)LIVE(ヒトミ)
- 死神坊ちゃんと黒メイド(メイドB)
- BLUE REFLECTION RAY/澪(女子高生)
- ワッチャプリマジ!(2021年 - 2022年、ぬるぽん)
- 2022年
-
- ミュークルドリーミー みっくす!(子供B)
- BIRDIE WING -Golf Girls' Story-(向井恵子)
- Extreme Hearts(友永美晴)
- 4人はそれぞれウソをつく(リッカ[24])
- 恋愛フロップス(女子生徒)
- 2023年
-
- にじよん あにめーしょん(2023年 - 2024年、天王寺璃奈[25]) - 2シリーズ[一覧 2]
- お嬢と番犬くん(栗野)
- 2024年
-
- この世界は不完全すぎる(カナ[26]〈太田加奈〉)
- 歴史に残る悪女になるぞ(女子生徒)
- 2025年
-
- 異修羅(鉄貫羽影のミジアル)
劇場アニメ
- 映画 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編(2024年 - 2025年、天王寺璃奈[27][28]) - 全3章[一覧 3]
OVA
- 三者三葉 OVA未放映エピソード(1)「キノコはからだにいいんだよ」(2016年、辻小芽) - Blu-ray&DVD1巻収録
- ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY(2023年、天王寺璃奈[29])
ゲーム
- 2015年
- 2017年
-
- クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(2017年 - 2021年、ラズリィ&ダズリィ、カラミナ・スクワージ[32])
- 天華百剣 -斬-(にっかり青江)
- モン娘☆は〜れむ(フェイ[33])
- 2018年
-
- ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル(2018年 - 2023年、天王寺璃奈)
- 2019年
- 2020年
-
- マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(柚希りおん[38])
- 2021年
- 2023年
-
- ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!(2023年 - 2024年、天王寺璃奈[41])
- リバース:1999(エリック[42])
- 2024年
-
- アサルトリリィ Last Bullet(毛綱乃彩[43])
- 2025年
デジタルコミック
ラジオ
※はインターネット配信。 NACHERRYとしての番組は、NACHERRY#ラジオの項を参照。
- チュパカブRADIO(2017年、間野山観光協会※)
- ラブライブ!虹ヶ咲学園 〜お昼休み放送室〜(2018年 - 2020年、HiBiKi Radio Station※)[46]
- 田中ちえ美・近藤玲奈のきょめらじ♫(2018年 - 2019年、ラジオ関西・ニコニコ動画アニたまどっとコムチャンネル※)
- 田中ちえ美のだららんど(2021年 - 2022年、超!A&G+※)[47]
- 田中ちえ美のたなかのカナタ!(2023年 - 、AuDee※)[48]
- 田中ちえ美の「いってらっしゃい」(2023年 - 、Artistspoken※)[49]
テレビ番組
※はインターネット配信。
- 間野山観光協会作戦報告会議(2017年、ニコニコ生放送※)[50]
- 吉田有里と田中ちえ美の“仲間になりたそうにこちらを見ている” (2020年 - 2021年、ニコニコ生放送※)[51]
- 田中ちえ美の「スナックちえみ倶楽部」 (2020年 - 、ニコニコ生放送※)[52]
吹き替え
- PEANUTS スヌーピーショートアニメ(2015年、サリー・ブラウン)
- ベビーシッター・アドベンチャー(2016年、ケイティ)
- ラブアイランドUSA 水着で恋するラスベガス編(2021年、ケイトリン・アンダーソン[53])
- キャッチ!ティニピン(2022年 - 2024年、ローミー/プリンセスローミー[54][55]) - 2シリーズ[一覧 4]
- バーニーの世界(ショートアニメ)(2024年、ヴィヴィー[56])
ナレーション
舞台
- ナナステ☆SUITEVE STORY'S〜飛鳥と鳥かご〜(2019年11月15日 - 11月16日、新宿村LIVE) - 紫式部 役[57]
朗読劇
- ことだま屋本舗☆リーディング部 その13(2022年8月20日 - 8月21日、中野テアトルBONBON)
- Listen/Library(2023年9月21日 - 9月24日、中野 劇場HOPE)
- はなしぐれ(2024年1月25日 - 1月28日、CBGKシブゲキ!!) - 満島蘭子 役
- ザーフィラ陛下と黒と白(2024年4月27日 - 4月28日、全電通労働会館[58]) - ギナー 役
- ネコたん!〜猫町怪異奇譚〜(2024年5月14日、あうるすぽっと) - 財部梨杏 役[59]
- Listen/Library III(2024年7月4日 - 7月7日、新宿シアターモリエール)
- 名前を呼んで、もう一度(2024年11月24日、サンシャイン劇場[60]) - 佐藤空 役
オーディオブック
オーディオドラマ
- Extreme Hearts S×S×S(2022年、友永美晴)
その他コンテンツ
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ディスコグラフィ
→虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会での活動については「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」を、NACHERRYでの活動については「NACHERRY」を参照
キャラクターソング
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書籍
写真集
- 田中ちえ美1st写真集 未確認(2023年10月6日発売、イマジカインフォス、ISBN 978-4-07-455479-9)[62]
- 田中ちえ美2nd写真集 reveal(2025年10月6日発売(予定)、主婦の友社、ISBN 978-4-07-462315-0)[63]
脚注
外部リンク
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