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白根一男
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白根 一男(しらね かずお、本名: 小池 正一、1936年〈昭和11年〉1月12日[1]または1937年〈昭和12年〉1月11日[2] - 2025年〈令和7年〉10月10日[1])は、日本の演歌歌手である。
経歴
栃木県栃木市皆川町生まれ。高校在学中の1952年(昭和27年)にテイチクレコード第1回新人コンテストに出場し、優勝。
翌1953年(昭和28年)にテイチクから「夜霧の酒場」でデビュー。1955年(昭和30年)には、市川雷蔵主演の大映映画 『次男坊鴉』の主題歌「次男坊鴉」が大ヒットし一躍スターダムに。
1957年(昭和32年)には第8回NHK紅白歌合戦に出場、ヒット曲「面影いずこ」を歌唱。1959年(昭和34年)には創設間も無い東芝レコードへ看板歌手の一人として引き抜かれる形で移籍。
1961年(昭和36年)、楽曲 『はたちの詩集』がヒット曲となった。その後もコンスタントにヒットを出していたが、1965年(昭和40年)にファンへの結婚詐欺の疑いで書類送検され、人気が急落した。同事件はその後、その女性が以前にも美人局事件を起こしていたことが発覚、また証拠不十分として不起訴となった。
白根はその後も継続的に新曲を発売するなど、意欲的に歌手活動を続けていた。
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エピソード
代表曲
テイチク
- 次男坊鴉(1955年)
- 東海道は日本晴れ(作詞:八反ふじを、作曲:内藤貞夫)(1956年)
- 東京の下宿から/伊豆の虹(1956年12月、NS-2)
- 夕映えの時計台(B面:岩本きよみ/十九の春のプレゼント)(1957年2月、NS-6)
- 君恋いギター/面影いずこ(1957年3月、NS-8)
- 母恋椿/君よさよなら(1957年4月、NS-13)
- 故郷の雨だ/口笛の丘(1957年5月、NS-15)
- 初恋舟唄(A面:鈴木三重子/坊や船頭さん)(1957年6月、NS-24)
- フラフープ・ロマンス(草葉ひかると)(A面:金子登美江/世界を廻るフラフープ)(1958年12月、NS-70)
- おなじみギター(B面:伊東のり子/とっても切なくて)(1959年3月、NS-89)
- 夕映えのテニスコート(B面:鶴美幸/青い風吹く軽井沢)(1959年5月、NS-102)
- 高原を越えて行こうよ(B面:金子登美江/さすらいの詩集)(1959年6月、NS-108)
- 花の渡り鳥
- 弥太郎笠
- 青春は雲の彼方に
- 夢あわせ
東芝
- おけさ船乗り/波止場街(1959年5月、JP-1061)
- おとぼけ地蔵/おっ母さんの駅(1959年7月、JP-1065)
- 青い高原(大空真弓と)(B面:大空真弓/やさしい人)(1959年8月、JP-1080)
- また逢う日まで(B面:高松和男/からすの宿)(1959年10月、JP-1078)
- 男の星はただ一つ/すまなかった(1959年11月、JP-1085)
- 相馬慕情/東京ポルカ(1959年12月、JP-1093)
- 船の出るまで歩こうよ/青春の夢のせて(1960年1月、JP-1096)
- 明日があるんだ(A面:有明ユリ/炭坑(ヤマ)の子守唄)(1960年1月、JP-1130)
- 旅路/流れの海つばめ(1960年2月、JP-1107)
- カレッジの森よさようなら/涙ぐむ東京(1960年3月、JP-1116)
- オリーブの島よさようなら/青春の牧場(1960年4月、JP-1124)
- 夜がギターを泣かせてる/恋愛タイトル・マッチ(1960年5月、JP-1136)
- 月とぐみの実/つんつん波止場(1960年6月、JP-1147)
- 馬鹿なこった(B面:川崎純子/ラストバンド・ブルース)(1960年7月、JP-1155)
- トンネル酒場/嘘じゃない(1960年7月、JP-1156)
- 俺だって好きなんだ(B面:久米加余子/恋の夢見鳥)(1960年8月、JP-1165)
- 一張羅さん(B面:有明ユリ/小雨がトテタン)(1960年8月、JP-1166)
- 東京タンゴ(B面:有明ユリ/制限時速50粁)(1960年9月、JP-1170)
- 潮来嫁入り舟/桔梗街道(1960年9月、JP-1171)
- 男のひとりごと/瀬戸の小島よさようなら(1960年10月、JP-1187)
- Kという女(B面:若草多佳子/砂丘に佇つ女)(1960年10月、JP-1189)
- ふるさと安来/おかめとひょっとこ(1960年11月、JP-1198)
- おけさ育ちのマドロスさんヨ(A面:斉藤京子/大利根無頼(やくざ))(1960年11月、JP-1201)
- はなうた風来坊/峠の湖(1960年12月、JP-1209)
- 裏町の流し唄(A面:川崎純子/チェリーピンク)(1960年12月、JP-1216)
- あの娘はお嫁に(B面:園浦ひろみ/あざみのタンゴ)(1961年2月、JP-1226)
- はたちの詩集(B面:若草多佳子/僕好きかいって)(1961年3月、JP-1235)
- 最後の街角(B面:三田郷子/哀愁の雨の夜)(1961年3月、JP-1237)
- とっくりどどんぱ/天狗風呂(1961年4月、JP-1250)
- おけさ船頭唄/牧場の月は青いから(1961年7月、JP-1273)
- 初恋さん(B面:斉藤京子/残月彰義隊)(1961年8月、JP-1264)
- 泣き笑いの人生(藤島桓夫と)(B面:園浦ひろみ/海の薄情者)(1961年10月、JP-1292)
- 五ッ木想えば/湯の町しぐれ(1961年10月、JP-1294)
- 忘られぬ花/斉太郎月夜(1961年11月、JP-1299)
- 九段の母/緑の牧場(1961年12月、JP-1313)
- 弥次さん喜多さん(藤島桓夫と)(B面:園浦ひろみ/お供は辛いね)(1961年12月、JP-1314)
- 裏町ギター/汐路(1961年12月、JP-1326)
- 二番街の恋唄/ふるさと一路(1962年2月、JP-1334)
- 旅姿三人男/面影ギター(1962年3月、JP-1348)
- 恋ごころ/河童マドロス(1962年4月、JP-1363)
- 湯の町慕情/伊那は恋しや(1962年5月、JP-1373)
- 純愛日記(B面:司京子/みれんの街角)(1962年6月、JP-1387)
- 花散る旅路(B面:峰悠二/こころの故郷)(1962年7月、JP-1406)
- 裏街のかもめ鳥/魚河岸のトシちゃん(1962年8月、JP-1419)
- りんどう峠は七曲り(B面:大関進/青い野うさぎ)(1962年9月、JP-1431)
- 十字架物語/白い湖畔(1962年10月、JP-1445)
- 面影だけが残る町/沖で汽笛の鳴る頃は(1962年11月、JP-1460)
- 恋しいぜ故郷が/ごめんねマリ(1962年12月、JP-1469)
- 可愛いトラさん(A面:玉川福太郎/ステテコ節)(1962年12月、JP-1473)
- せせらぎの宿/俺の影(1963年1月、JP-1479)
- 十勝の幌馬車/風と波の彼方に(1963年2月、JP-1496)
- マドロス・ギター/ぴいひょろ次男坊(1963年4月、JP-1531)
- 霧の流れる道(B面:司みどり/雨だれのブルース)(1963年5月、JP-1546)
- お蔦恋慕/忘れな草の丘(1963年6月、JP-1551)
- 俺は泣かない/すすき舟唄(1963年8月、JP-1576)
- 妹よ/青い渚(1963年12月、JP-1647)
- 純愛物語/ギター一代(1964年6月、TR-1061)
- 虹子の哀愁/さいはての星(1964年8月5日、TR-1109)
- 涙の十字路/ギター流し唄(1964年11月5日、TP-1016)
- 番外地小唄/ラ-メン節(1965年1月5日、TP-1028)
- ニッポン仁義/嘆きのピエロ(1965年4月、TP-1058)
- 嵐に立つ兄弟(井沢八郎と)/一丁流し(1965年9月5日、TP-1133)
- なみだ花の唄/北国の旅(1966年1月15日、TP-1192)
- 残侠の花(井沢八郎と)/紅さし小唄(1966年3月5日、TP-1226)
- 香港の女/銀座の女(1966年6月5日、TP-1284)
- きょうだい音頭(紫ふじ美、井沢八郎と)(A面:井沢八郎/楽に行こうぜ)(1966年7月5日、TP-1306)
- 浜松ブルース/にがい酒(1966年9月5日、TP-1334)
- あふれる涙/恋のおもかげ(1966年12月5日、TP-1372)
- 三萩野ブルース/女の未練(1967年4月5日、TP-1426)
- 素浪人小唄/忠太郎鴉(1967年7月5日、TP-1487)
- 女ごころのブルース/女の詩集(1967年11月5日、TP-1545)
- 雨の中を歩こう/路傍の花(1968年5月10日、TP-1650)オリコン66位、1.8万枚
- あなたが好き/別れても愛を(1968年11月1日、TP-2088)オリコン82位、1.5万枚
- 雨の別れ/夜のブルース(1969年3月1日、TP-2131)
- 逢わなきゃよかった/恋や恋(1969年9月1日、TP-2202)
- 関東数え歌/木曾の渡り鳥(1970年1月10日、TP-2239)
- 関西番外地/誓い(1970年7月5日、TP-2278)
- 今も愛して/あなただけのブルース(1971年3月5日、TP-2395)
- 積丹(しゃこたん)哀歌/霧の北駅(ほくえき)(1971年9月5日、TP-2507)
- 北国の空/霧のヨコスカ(1972年3月5日、TP-2619)
- 名月赤城山(A面:藤島桓夫/流転)(1978年5月5日、TF-1249)
- その名は妻の春江です/忘れ得ぬ東北なまり(1978年8月5日、TP-10449)
- 夫婦/こがれ酒(1979年6月20日、TP-10594)
- おんなの人生/再婚同志(1980年9月5日、TP-17041)
- 生命果てる時/もしも二人が(松山恵子と)(1981年9月21日、TP-17211)
- 宮古島夜曲/語り草の詩(1983年3月21日、TP-17471)
- おんなの詩集/湯河原慕情(1986年1月22日、TP-17814)
- 雪月花 笛の舞/おんなの人生(1986年5月22日、TP-17858)
- 夫婦詩集/雪割り酒(1988年4月29日、RT07-2088)
- はたちの詩集/妹よ(1965年4月15日、TR-1160、再発)
- はたちの詩集/番外地小唄(1968年7月10日、TP-2026、再発)
- はたちの詩集/番外地小唄(1976年10月20日、TP-10127、再発)
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NHK紅白歌合戦出場歴
テレビドラマ出演
脚注
外部リンク
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