盧培権

盧 培権（ロ・ベグォン、朝鮮語: 로배권、1938年12月27日 - 2021年8月5日 ）は、朝鮮民主主義人民共和国の政治家。黄海南道党委員会責任書記兼人民委員会委員長、黄海北道党委員会責任書記、朝鮮労働党中央委員会委員、朝鮮労働党軽工業部副部長などを歴任した。

北朝鮮の政治家 盧培権 로배권
生年月日	1938年12月27日]
没年月日	2021年8月5日
所属政党	朝鮮労働党
称号	金日成勲章
最高人民会議代議員
選挙区	3回
在任期間	1998年9月 - 2014年3月
最高指導者	金正日（1994年 - 2011年） 金正恩（2011年 - ）
朝鮮労働党中央委員会委員
在任期間	2010年9月 - 不明
黄海南道党委員会責任書記
在任期間	2010年6月 - 2012年7月
黄海北道党委員会責任書記
在任期間	1998年9月 - 2006年4月

盧培権
各種表記
チョソングル：	로배권
漢字：	盧培權
発音：	ロ・ベグォン

経歴

1938年生まれ^[1]。出生地は不明^[2]。1989年に文川郡党委員会責任書記兼人民委員会委員長に就任し^[2]、1998年9月に最高人民会議第10期代議員に選出され、黄海南道党委員会責任書記兼人民委員会委員長に任命され^[2]、2006年まで務めた^[2]。2007年に金敬姫が部長を務める朝鮮労働党軽工業部の副部長に就任し^[1][2]、ここで金正日総書記の信頼を得た^[1]。2010年6月に農業問題が深刻な黄海北道の党委員会責任書記に任命され^[3]、同年9月28日に開催された朝鮮労働党第3回党代表者会で、朝鮮労働党中央委員会委員に選出された^[2][4]。金正日総書記より、優先的に肥料などを投入されたにもかかわらず^[1]、2012年7月に黄海北道で餓死者が続出したため、党委員会責任書記を解任された^[2][5]。

2021年8月5日に死亡したことが2023年9月15日の朝鮮中央通信の報道によって明らかとなった^[6]。