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石井琢磨

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石井 琢磨(いしい たくま、1989年11月17日 - )は、日本クラシック音楽ピアニスト、クラシック系YouTuberオーストリアウィーン在住。

概要 石井琢磨, 生誕 ...

略歴

徳島県鳴門市生まれ。3歳からピアノをはじめる。両親が音楽好きであり、日常に音楽があふれる環境で育った。2人の姉がピアノを習っており、その練習に母親が付き添っていたため、その間、石井は母に構って貰えず蚊帳の外であった。母を姉たちにとられてしまったような気持ちになり「ピアノを始めたら(自分も)母と一緒にいられる」と思い、一緒にピアノを習いたいと伝えたことがレッスンを受けるきっかけであった[1]

中学3年生の時に名古屋から東京都練馬区に転居し、練馬区立石神井南中学校に編入、サッカー部に所属していた[2]。中学3年生の時にピアノの発表会で、ラヴェルの「ソナチネ」を演奏した際に「あなたの演奏を聴いて幸せになることができた。ありがとう」と聴衆のご婦人に声をかけられ、「人を幸せに出来て、自分も楽しく幸せな気持ちになれる素敵な職業」と感じたことがきっかけとなり、ピアニストを目指す。

2008年東京都立芸術高等学校卒業[3]東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業。ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科修士課程を審査員満場一致の最優秀で修了。同大学ポストグラデュアーレコース卒業。2009年、第14回浜松国際ピアノアカデミー受講。2012年、第12回徳島文理大学ウィーン国立音大夏期講習会を受講、オーディションにて奨学金給付者に選出される。

2016年ジョルジュ・エネスク国際コンクールルーマニアブカレスト)ピアノ部門第2位を受賞[注釈 1][4]。日本人ピアニスト初入賞の快挙であった。これを機にヨーロッパでの本格的な音楽活動を始める。

2019年ウィーン国立音楽大学代表としてダニール・トリフォノフのマスタークラスを日本人として初めて受講する。2022年4月、株式会社イープラスとエージェント契約締結。2023年6月1日に公式ファンクラブ「たくわん村」を開設[5]。石井自身は、たくわん村の「副村長」であり、ファンは「村民」と言われている。2024年2月、幼い時からの夢だったサントリーホールでのソロリサイタルを開催。これまでに、和田津美智代、飯田桂子、松本明、西川秀人、ペーター・エフラー、ローランド・ケラー、ジャスミンカ・スタンチュール、アンナ・マリコヴァに師事。

2025年6月に来日するベルリン交響楽団日本ツアーのソリストに抜擢される。[6]

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YOUTUBE活動

新型コロナウイルス感染症により演奏活動の中止を余儀なくされ「ピンチをチャンスに」と2020年3月、「たくおん」名義で公式YouTubeチャンネル『TAKU-音 TV たくおん』を開設。2021年のゴールデンウィークには「毎日投稿」を一週間行った。2024年2月、登録者数24.4万人達成。現在の総視聴回数は1億回を超える[7]

受賞歴

活動歴

要約
視点

コンサート

2021年以前

  • 2018年ヨーロッパ最大級の音楽イベントであるジョルジュ・エネスク国際音楽祭(ルーマニア・ブカレスト)に招かれアテネ音楽堂にてソロリサイタルを開催。
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2022年

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2023年

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2024年

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タイアップ

  • 2022年10月、LE VELVETS・佐賀龍彦プロデュース、石井琢磨(ピアノ)・高島健一郎(テノール)との初コラボ楽曲が『特別展・木島櫻谷-山水夢中-』のテーマ曲に決定。
  • 2023年10月、京都市美術館開館90周年記念展『竹内 鳳 破壊と創生のエネルギー』(於:京都京セラ美術館)のテーマ曲:クライスラー(ラフマニノフ編)「愛の悲しみ」をプレス向けの内覧会で演奏した。また本展覧会の音声ガイドを佐賀龍彦(LE VELVETS)とともに担当した。

グッズ

  • 2021年10月、株式会社ヴィレッジ・ヴァンガードからコラボグッズを発売。
  • 2022年3月、KANGOL REWARDとのコラボグッズ発売。
  • 2022年11月17日、e+shopからがオフィシャルグッズが発売され、コンサートで先行販売。

イベント

  • 2023年9月10日、タワーレコード渋谷店において、「Szene」発売記念インストアイベントを開催し、ミニコンサート&サイン会を行った。石井は初回限定版で着用した衣装で登場。月の光/ムーンリーバー/モルゲン!の3曲演奏した。
  • 2023年11月23日、たくさんアンサンブル![8]で、MC出演した。
  • 2024年2月23日、たくさんアンサンブル!第2番[9]で前回に引き続きMC出演した。

メディア出演歴

テレビ

ラジオ

  • あわ紳士録(2020年10月3日、四国放送
  • Station×Station(2021年10月13日、FM徳島
  • 龍角散Presens のどの窓(2022年10月16日・23日・30日、TBSラジオ)[11]
  • THE TRAD(2023年1月10日、TOKYO FM
  • DIG GIG TOKYO!(2023年1月29日、TOKYO FM)
  • メゾン・ド・ミュージック「石井琢磨のたくま式ラジオ」(2023年4月 - 、MBSラジオ、水曜日25:30 -) - 2週目パーソナリティとして出演[12]
  • DIG UP(2023年7月25-26日、J-WAVE)
  • こんにちわコンちゃんお昼ですよ!(2023年8月14日、MBSラジオ)
  • Mラジ Music Treasures(2023年8月16日、MBSラジオ)
  • 「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(2023年8月23日、J-WAVE)
  • Juri's Favorite Note(2023年9月16、JFN31曲ネットでオンエア)
  • Lovely Day(2023年10月17日、Fm yokohama 84.7)
  • 田口麻衣noみみコミ(2023年10月29日、RCCラジオ)
  • おひるーな(2023年11月9日、RCCラジオ)
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新聞・雑誌等

  • 月刊ショパン(2021年8月号、2022年1月号) - インタビュー記事
  • 練馬・板橋タウン誌「kacce」(2021年10月号) - 特集記事[2]
  • 音楽の友(2021年11月号) - インタビュー記事
  • 月刊ピアノ(2022年5月号・2022年9月号) - Pick up Artistインタビュー記事
  • 季刊フリーマガジン「ピアノの本」(2022年12月、Vol.280号) - インタビュー記事
  • 東京藝術大学 音楽総合研究センター・社会発信室「2021年度 キャリア形成に関する卒業生・若手音楽家へのインタビュー」 - WEBインタビュー[13]
  • YAMAHA 音遊人(2023年5月30日)‐インタビュー記事[14]
  • 毎日新聞(2023年5月17日)インタビュー記事「動画を演奏会に」
  • 中日新聞(夕刊)(2023年6月2日)インタビュー記事[15]「2台ピアノ「音楽で会話」14年来の親友、石井琢磨&髙木竜馬」
  • 産経WEB(2023年8月1日)インタビュー記事「Youtuber「たくおん」こと石井琢磨 配信で作るクラシック音楽を聴くきっかけ[16]
  • 日経ビジネス(2023年8月23日)インタビュー記事「クラシックの扉を開ける「鍵の管理人」になりたい[17]
  • 月刊ショパン(2023年10月号)表紙&ピアニストスペシャルインタビュー「クラシック音楽は、僕らにすべてを教えてくれる」
  • 「しんぶん赤旗」日曜日版(2023年11月12日)インタビュー記事
  • 月刊ピアノ(2024年1月号)インタビュー記事掲載
  • webマガジンONTOMO(2025年1月12日)インタビュー記事 ピアニスト・石井琢磨が“推される”理由。「演奏家はまずは名前を覚えてもらうことが大切」[6]

連載

  • 石井琢磨のたくおんEssay(2023年5月号 - 、月刊ピアノ)

ディスコグラフィ

アルバム

  • Wien(2021年8月12日、SMM itaku)※初回限定盤は発売即日に完売。
  • TANZ(2022年9月21日、eplus music)※2022年SoundScan Japan調べによるクラシック・チャートで第5位にランキング(4,207枚)した。
  • Szene (2023年8月26日、eplus music)※オリコンデイリー総合チャートで初登場3位。

参加作品

  • ラフマニノフ歌曲『新しい季節(春の流れ)』(2022年11月23日、eplus music) - 配信single。佐賀龍彦、高島健一郎と共演。
  • image23[18](2023年8月23日) image23に『ピカデリー』『新しい季節(春の流れ)」が収録。

脚注

外部リンク

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