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篠ノ井橋
長野県千曲市・長野市にある橋 ウィキペディアから
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篠ノ井橋(しののいばし)は、長野県千曲市 - 長野市の千曲川に架かる国道18号の桁橋。

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概要
後述の通り、篠ノ井橋は古くからの街道の要衝にあって古くから架橋された。供用中の橋は永久橋としては2代目および3代目。
現況の諸元
篠ノ井橋(2代永久橋・上り)
新篠ノ井橋(下り)
- 形式 - 4径間連続鋼鈑桁1連+3径間連続鋼鈑桁橋2連
- 橋格 - 1等橋(TL-20)
- 橋長 - 455.8 m
- 支間割 - ( 34.800 m + 45.250 m + 2×44.800 m ) + ( 3×47.000 m ) + ( 2×47.000 m + 48.350 m )
- 幅員
- 総幅員 - 11.500 m
- 有効幅員 - 10.500 m
- 車道 - 8.000 m
- 歩道 - 片側2.500 m
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 総鋼重 - 1 157 t
- 施工 - 川崎重工業・東日本鉄工・松尾橋梁[注釈 1]
- 竣工 - 1991年度(平成3年度)
- 開通 - 1994年度(平成6年度)[4]
旧橋の諸元
篠ノ井橋(初代永久橋)
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歴史
篠ノ井地域は江戸時代には北国街道が通る交通の要衝であった。1872年(明治5年)には千曲川の矢代(屋代)の渡しに12艘の船を並べ、長さ約80 m、幅約3 mの舟橋が架橋された[11]。北国街道は1885年(明治18年)の内務省告示第6号國道表により国道5号に指定された。1889年(明治22年)には篠ノ井橋は木橋となり、1910年(明治43年)10月に仮橋に架け替えられた[11]。この橋は橋長約270 m、幅員約3.6 mの県管理の橋で、国道と篠ノ井停車場の運輸が改善された[12][13]。この仮橋はまたの名を唐猫橋といい、平水時のみの木造投渡橋であった[3]。
1919年(大正8年)4月に旧道路法が公布され、旧来の国道5号の長野県区間は国道10号に指定された[11]。1923年(大正12年)2月28日に篠ノ井と屋代を結ぶ国道10号の篠ノ井橋の架設工事が着工され、取り付け道路工事の進捗が悪く、渡らずの橋などと揶揄されたが約4年後の1927年(昭和2年)10月に竣工し、11月22日に開通した[11]。総工費は約55万4千円であり、道路費は約15万1千円を占めた[11]。国庫から橋の建設費に3分の2、取り付け道路については2分の1の補助がなされた[11]。永久橋の開通に対し、篠ノ井町長をはじめ、地元は冷ややかな受け止めであった[13]。
その後、約20 m下流側に架け替えされた新橋が1972年(昭和47年)1月21日に開通し[3][15]、旧橋は1985年(昭和60年)に撤去された[9]。さらに、交通量の増大に伴い、1986年度(昭和61年度)に更埴拡幅が事業化され、上流側に新篠ノ井橋が架設され、更埴拡幅は1994年度(平成6年度)に事業完成した[4]。
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脚注
外部リンク
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