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紅山森林動物園
南京の動物園 ウィキペディアから
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紅山森林動物園(こうざん-しんりん-どうぶつえん)は中華人民共和国南京市玄武区北部に位置する動物園。

南京駅、玄武湖の北に位置している。中国で唯一の自立経営型動物園。以前は玄武湖動物園と紅山公園に分かれていたが合併して1998年9月28日に開園した。当園は全国的野生動物保護知識の普及教育基地と江蘇省野生動物救護センターでもある。園内には熊猫館(パンダ館)、コアラ館、ゴリラ館など37もの館舎がある。
入園料・開園時間[1]
- 入場料
大人 70元
学生(大学院及び通信制大学を除く)又は身長140~150cmの児童 35元
6歳以下又は身長140cm以下の児童(大人の同行者が必要) 無料
予約不要
- 年間パスポート-120元
- 開園時間
- 8:30-18:00(入園は16:30まで) 年中無休
施設・動物一覧
要約
視点
大紅山
- パンダ館
- ミーアキャット館

- 本土保育区(南京の動物)
イノシシ、ヨウスコウアリゲーター、コツメカワウソ、タヌキ、シナイタチアナグマ、イタチ、キバノロ、インドキョン、アカギツネ、チュウゴクイモリ、アジアヒキガエル、タイリクスベトカゲ、セマルハコガメ
- 狼谷
- 中国のネコ科動物

- 世界のネコ科動物
- 熊館
- 虎館

- 猿の山
放牛山
- 高黎貢(横断山脈の動物)
レッサーパンダ、フーロックテナガザル、ハッカン、カワウ、ビルマニシキヘビ
- コアラ館

- 象館
- アジアの霊長類館

キンシコウ、キタホオジロテナガザル、キホオテナガザル、シロテテナガザル、フランソワルトン、アッサムモンキー、キタブタオザル
- カバ館
- オランウータン館
- ゴンドワナ大陸(アマゾン、インド、オーストラリアの動物)
フクロテナガザル、アビシニアコロブス、クロクモザル、コモンリスザル、ヒゲサキ、シロガオサキ、アカハナグマ、カピバラ、ムツオビアルマジロ、フタユビナマケモノ、中央アメリカアグーチ、スローロリス、オニオオハシ、ショウジョウトキ、メスグロホウカンチョウ、グリーンイグアナ、サイイグアナ、エボシカメレオン、フトアゴヒゲトカゲ、 フィリピンホカケトカゲ、コモンマーモセット、アカテタマリン、ワタボウシタマリン、ゴールデンライオンタマリン、オオカンガルー、エミュー、ヒクイドリ、フラミンゴ、ボアコンストリクター、エロンガータリクガメ
小紅山
- 唐家河(四川省周辺の動物)

- キバノロの森
キバノロ、インドキョン
- サイチョウ館
オオサイチョウ、シワコブサイチョウ
- 雉舎
キンケイ、アオミミキジ、ベニジュケイ、タンチョウ、ホオジロカンムリヅル、クロヅル、コウライキジ、オナガキジ
- 鶴舎
コウノトリ、アネハヅル、セグロカモメ、クロトキ、マナヅル、アオサギ
- 鸚鵡舎
キバタン、ヨウム、オオハナインコ、ベニコンゴウインコ、ルリコンゴウインコ、キエリボウシインコ、キビタイボウシインコ、キホオボウシインコ、キソデボウシインコ、ヤシオウム、ホオミドリアカオウロコインコ、ネズミガシラハネナガインコ
- 熱帯鳥類館
インドクジャク、オオダルマインコ、オオホンセイインコ、ワキアカボウシインコ、オキナインコ
- キツネザルの島
南門新区

- 偉大なる猿
ニシゴリラ、チンパンジー、マンドリル、パタスモンキー、アビシニアコロブス、ケヅメリクガメ、アフリカウシガエル、ナイルオオトカゲ、ルリゴシボタンインコ、セネガルパロット、ヨウム
- サバナ

ミーアキャット、フェネック、キリン、シマウマ、ヌー、ダチョウ、ホロホロチョウ
- カンガルーの草原
ケナガワラルー、アカカンガルー
- キツネザルの家
ワオキツネザル、クロシロエリマキキツネザル、カッショクキツネザル
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歴史
要約
視点
- 1928年、中華民国南京市政府が南京の玄武湖公園の梁洲で「動物苑」を設置した。当初は公園の一部として開園。アカゲザル、ウサギ、オシドリなどが飼育されていた。[2]
- 1937年-1945年、「動物苑」は旧日本軍によって破壊された。
- 1947年7月、中華民国南京市政府が『南京市動植物園設置準備委員会組織章程』を制定し、設置準備委員会を設立した。[2]
- 1948年6月8日、中華民国南京市政府により動物園設置草案が採択されたが、解放戦争(国共内戦)の戦局の悪化のため、施工が行われてない状態で建設計画を放棄された。[2]
- 1954年1月、玄武湖公園の菱洲で、前身であった玄武湖動物園の建設が完成された。その年の5月18日、開園。[3]
- 1955年-1980年、数回の拡充や改修によって猿山、水族館、小獣館、鰐池、猛獣館、鳴禽館、熊山、パンダ館、キリン館、チンパンジー館、和平亭が完成された。
- 1979年、メルボルン動物園との交流を開始。アカカンガルーなどのオーストラリアの固有種が来園。
- 1987年1月28日、江蘇省の提携州県であるオーストラリアのビクトリア州から贈られた友好の証として、ウォンバットが来園。その後、国内で初めてウォンバットの繁殖に成功する。
- 1993年、包頭と錦州からアザラシ、オオヤマネコ、アジアノロバが来園。
- 1994年、玄武湖動物園と紅山公園との合併計画が発足。
- 1995年、紅山公園での動物園関連施設の建設が開始。
- 1998年8月、紅山公園での動物園関連施設の建設が完成。
- 1998年8月15日-9月18日、玄武湖動物園から紅山公園までの動物の移転が完成。
- 1998年9月1日、玄武湖動物園が閉園。
- 1998年9月28日、紅山公園へ移転され、開園。正式名称を「南京市紅山森林動物園」と改称され、現在に至っている。[3]
- 1999年
5月27日、オランウータンの「楽申」が誕生。国内で初めてオランウータンの繁殖に成功する。
8月、鳥類生態園がオープン。
- 2004年5月1日、大紅山にある「大壮観閣」の復元工事が完成。
- 2008年4月、パンダ館が完成。
- 2009年、動物飼育展示施設のデザインについての国際的交流を開始。
- 2009年10月、Golden Bird Foundation ChinaのCEOであったCarin Harringtonによるデザインの指導を受けた上で、建設されたオーストラリアエリアがオープン。
- 2010年、狼谷がオープン。
- 2011年、園内での動物たちによるショーやパフォーメンスを廃止。サイチョウ館が完成。江蘇省野生動物救助センターが建設された。
- 2012年、ロバート・ボッシュからの資金援助を受け、象館の改造が完成。
- 2013年、ミーアキャット館が完成。猿の山の改造が完成。
- 2014年、園内の餌の販売を中止すると共に、客による無断な餌やりを徹底的に禁止する。
- 2015年7月、南門新区を含む大規模な拡大・改造計画が発足。
- 2016年、キバノロの森が完成。
- 2017年9月、パンダ館の改造が完成。
- 2018年
2月10日、コアラの雄「梧桐(ウートン)」と雌「茉莉(モーリー)」が来園。
3月15日、コアラ館がオープン。
8月、コアラ「レモン」が誕生。
10月15日、アジアの霊長類館がオープン。
- 2019年6月5日、オランウータンの「楽申」の逸走事故が発生。麻酔を実施した後、「楽申」は麻酔合併症による肺水腫が発症し、死亡した。
- 2020年
1月24日、新型コロナウイルス感染症の影響ため臨時休園。
3月15日、運営再開。
10月、中国のネコ科動物がオープン。新たな狼谷がオープン。
- 2021年
1月、新たな熊館、虎館がオープン。
6月27日、「中国のネコ科動物」のデザインは中国大陸で初めてズーレックス(ZooLex)に収録された。
10月1日、世界のネコ科動物と本土保育区がオープン。
- 2022年10月1日、高黎貢とゴンドワナ大陸がオープン。
- 2024年2月28日、コアラ「金橘」が死亡。
- 2025年
1月14日、コアラ「茉莉(モーリー)」が死亡。
2月9日、4頭の雄のニシゴリラが来園。
10月18日、南門新区と唐家河がオープン。
外部リンク
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