トップQs
タイムライン
チャット
視点
羅川真里茂
日本の漫画家 ウィキペディアから
Remove ads
羅川 真里茂(らがわ まりも、9月21日[2][リンク切れ] - )は、日本の漫画家。青森県[2]八戸市出身。血液型はB型[2][注 1]。女性。
来歴
青森県立南郷高等学校に通学していた。
デビュー以前は、月刊『JUNE』「ケーコたん(竹宮惠子)のお絵描き教室」に投稿。竹宮から「背景画がサッパリしすぎていてプロとしては通用しない」と酷評された。なお、このとき用いられた主人公たちは後に『赤ちゃんと僕』などに再登場している。
1990年、『タイムリミット』(『花とゆめ』(白泉社)22号)にてデビュー[1]。翌1991年、同誌にてホームコメディ『赤ちゃんと僕』の連載を開始。同作品は6年間に渡って連載され、1996年にはアニメ化も行われるなど、羅川の代表作となった。
1995年、『花とゆめ』にてゲイをテーマにしたシリアスな作品『ニューヨーク・ニューヨーク』の連載を開始。同年、『赤ちゃんと僕』で第40回小学館漫画賞(少女部門)を受賞。
1998年、『花とゆめ』にて高校を舞台としたテニス漫画『しゃにむにGO』の連載を開始。同作品は約11年に渡る長期連載となった。
2010年、読み切りを経て[3]『月刊少年マガジン』(講談社)5月号より『ましろのおと』の連載を開始[4]。出身地の青森県内の津軽地方における津軽三味線奏者をテーマとしている。
2011年4月2日、TV番組『王様のブランチ』に出演した[5]。
2016年、『別冊花とゆめ』(白泉社)にて木原音瀬の同名BL小説を漫画化した『吸血鬼と愉快な仲間たち』の連載を開始したが[6]、掲載誌休刊の影響によりwebマンガ誌『花ゆめAi』での連載を経て、同社の隔月誌『MELODY』に移籍し、2023年2月号から連載を再開した[7]。
Remove ads
人物
父の勇男は、過酷な遠洋漁業を16歳から50年に渡り戦い抜いた元イカ漁師。
元女子レスリング選手・吉田沙保里ははとこにあたる[8]。羅川の父方の祖母の妹が吉田の父方の祖母である。2019年8月13日放送の「初めまして!遠い親戚さん」にて2人の関係が判明したが、その際に手紙と一緒に吉田沙保里の似顔絵を本人に送った。
作品リスト
- 発表年は掲載誌の号数に準拠。
- 太字は連載作品
- 〈掲載誌〉HY:『花とゆめ』 / THY :『ザ花とゆめ』 / HYE:『花とゆめEPO』 / HYPZ:『花とゆめプラネット増刊』 / BHY:『別冊花とゆめ』 / HYP:『花とゆめプラス』 / HYA:『花とゆめAi』 / ML:『メロディ』 (以上、白泉社) MSM:『月刊少年マガジン』 (講談社)
- 〈収録〉赤僕:『赤ちゃんと僕』 / 東京:『東京少年物語』 / お天気:『いつでもお天気気分』 / NY:『ニューヨーク・ニューヨーク』 / チムア:『チムアポート』 / 朝くる:『朝がまたくるから』、後ろの数字は単行本巻数
連載作品 | シリーズ作品 | 無色 | 単発・読み切り作品 |
Remove ads
書籍
漫画単行本
詳細は各リンク先および脚注を参照 [14]。
- 新書版(注記なきものは全て花とゆめコミックスレーベル(白泉社)より刊行)
- 文庫版(全て白泉社文庫より刊行)
- 『赤ちゃんと僕』全10巻
- 『ニューヨーク・ニューヨーク』 全2巻
- 『僕から君へ 羅川真里茂傑作集』
- 愛蔵版(花とゆめコミックススペシャルより刊行)
- 『赤ちゃんと僕』 全9巻
- 新装版(花とゆめコミックススペシャルより刊行)
- 『しゃにむにGO』 全16巻
画集
- 『赤ちゃんと僕 おもちゃ箱ひっくりかえした』 白泉社、1995年2月発売、ISBN 4-59273-123-9、B6判
- 『赤ちゃんと僕 くりーむいっぱいのケーキ』 白泉社、1996年12月発売、ISBN 4-59273-137-9、B6判
その他
- 『花とゆめメモリアル 赤ちゃんと僕トリビュート』 白泉社、2009年8月5日発売、ISBN 978-4-592-19807-9、B6判
関連書籍
- 明るい家族プロジェクト研究会 『『赤ちゃんと僕』の秘密』 データハウス、1997年2月発売、ISBN 4-88718-418-2
- 藤本由香里 『少女まんが魂 現在を映す少女まんが完全ガイド&インタビュー集』[注 2] 白泉社、2000年12月発売、ISBN 4-592-73178-6
Remove ads
受賞歴
- 第152回花とゆめまんが家コーストップ賞(1990年・受賞作 「兄弟の面々」)
- 第16回花とゆめまんが家コースビッグチャレンジ賞佳作(1990年・受賞作 「ばかでかるくてわがままで」)
- 第40回小学館漫画賞(少女部門)(1995年・受賞作 「赤ちゃんと僕」)
- 第35回講談社漫画賞(少年部門)(2012年・受賞作 「ましろのおと」)
- 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2012年・受賞作 「ましろのおと」)[15]
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads