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花とゆめ

白泉社が発行する日本の少女漫画雑誌 ウィキペディアから

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花とゆめ』(はなとゆめ)は、白泉社が発行する少女漫画雑誌[2]。掲載作品の単行本は、誌名をとった「花とゆめコミックス」として刊行されている。

概要 花とゆめ, ジャンル ...

増刊や不定期発行の姉妹誌として『ザ花とゆめ』『花とゆめ 文系少女』、2018年に休刊の『別冊花とゆめ[3]、2024年に休刊の電子書籍『少年ハナトユメ』がある[4]

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概要

1974年5月、月刊誌として集英社から創刊された[5]。創刊号の表紙は「こやのかずこ」のイラストで、価格は280円だった。1975年1月より月2回発行に変わり、その後も毎月5日・20日[6] に発行されている。月2回発行少女漫画雑誌で唯一(2011年1月時点で)、年末年始の発行休止(合併号)を行ったことがない。これは『マーガレット』(集英社)も同様だが、2008年度の発行・発売分に関しては年末(1・2号)と年始(3・4号)がいずれも合併号になった。また、『Sho-Comi』(小学館)は2001年から年始発行・発売分(3・4号)が合併号になっている[7]

誌名の由来は、白泉社創立のメンバーの一人で、初代代表取締役社長の梅村義直によると、国電の車内吊り広告で、飯田深雪展覧会宣伝広告のテーマ「花とロマン[8]」を見て思いつき、「と」で名詞をつなぐドロ臭さが今までの雑誌名にはなく、新鮮に見えたと回想している[9]

2018年5月2日より、本誌の電子版が紙雑誌の1号遅れで白泉社e-net!や主要な電子書店にて配信を開始[10]。2020年5月20日発売の12・13合併号から、紙の雑誌と電子版が同日に発売するようになっている[11]

「創刊50周年記念 花とゆめ展」が2024年5月24日から開催されている[12]

発行部数は2021年1月 - 3月時点で86,267部(日本雑誌協会]による発表値)。これは月2回刊少女漫画雑誌の発行部数トップである[13]

LaLa』(白泉社)は、同誌の増刊として創刊され、その後独立したものではなく、[要出典]新創刊されたものである[14]

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歴代編集長

  • 小長井信昌(創刊号[15] - 1976年12号[16]
  • 小森正義(1976年13号[17] - 1978年11号[18]
  • 服部博(1978年12号[19] - )
  • 鈴木浩介
  • 佐藤一哉( - 2021年[20]
  • 長谷川貴広(2021年[1] - )

主な連載作品

現在連載中の作品

  ※2025年16号現在。

中断している連載作品

過去の掲載作品

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

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花とむし

「花とむし」とは、当誌の読者コーナーのタイトル。略称「花むし」。編集者と漫画家がこのコーナーを担当するが、どちらかの担当者が交代すれば、コーナーのテーマと一部内容が変更になる。なお、2010年11号時点でのテーマは「喫茶店」。また、テーマに沿った4コマ漫画も掲載されている。

コーナーの内容は以下の通り。なお、特に掲載号の記載がないものは毎号掲載。いずれも2010年11号時点のもの。

  • 花むしスーパークラブ:奇数号に掲載。作家陣に対するイラストやメッセージを募るコーナー。
  • ファンルーム:掲載された漫画に対するイラストを描いたり、感想を寄せてもらうコーナー。
  • かきたいほーだい:オリジナルキャラクターを描いてもらうフリーイラストコーナー。
  • コスプレギャラリー:テーマに沿って本誌登場キャラクターのコスプレイラストを描いてもらうイラストコーナー。
  • 花むしまんが家通信:このコーナーは読者からの公募ではなく、作家陣に話を訊くもの。奇数号では、毎回違ったテーマに沿った回答を行う。一方、偶数号は常に近況報告となっている。また、偶数号に最終回が掲載された作家が、終了御礼のメッセージをここに寄せることがある。
  • オリキャラ男子祭:奇数号に掲載。読者が考えたオリジナルの男性キャラクターを披露する企画。最優秀作は4コマ漫画に登場する。
  • ふきだしチェンジ:偶数号に掲載。テーマに掲げられた、漫画のワンシーンのセリフを、いかに笑えるものにするかを、読者から募る企画。
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メディアミックスについて

ラジオ番組にも進出している。子安武人パーソナリティとして文化放送にて『子安武人の花ゆめ気分でLaLaパーティー』を2001年3月まで放送したほか、子安武人と私市淳をパーソナリティに文化放送にて『子安☆私市の花ゆめチックにLaLaしましょ』を2002年3月まで放送[187]、また、 下野紘島﨑信長をパーソナリティにネットラジオの音泉にて『花とゆめ 男子会!?らじお』を2012年7月より放送している[40]

さらに見る 文化放送 月曜25:30~26:00枠, 前番組 ...
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映像化作品

アニメ化

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さらに見る 作品, 公開年 ...
さらに見る 作品, 発売年 ...
  • コミックスの出版社を移籍後にOVA化された作品だと『妖精王』がある。

ドラマ化

さらに見る 作品, 放送年 ...
さらに見る 作品, 配信年 ...

実写映画化

さらに見る 作品, 公開年 ...
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発行部数

  • 1978年6月 公称38万部[201]
  • 1979年7月 公称38万部[202]
  • 1980年7月 公称38万部[203]
  • 1981年9月 公称38万部[204]
  • 1982年12月 公称450,000部[205]
  • 1984年4月 公称500,000部[206]
  • 1985年3月 公称500,000部[207]
  • 1986年3月 公称420,000部[208]
  • 1987年3月 公称420,000部[209]
  • 1988年3月 公称420,000部[210]
  • 1989年2月 公称450,000部[211]
  • 1990年2月 公称450,000部[212]
  • 1991年2月 公称450,000部[213]
  • 1991年4月 - 1992年3月 公称450,000部[214]
  • 1992年4月 - 1993年3月 公称450,000部[215]
  • 1993年1月 - 12月 推定31万部[216]
  • 1993年4月 - 1994年3月 公称450,000部[217]
  • 1994年1月 - 12月 推定30万部[218]
  • 1995年1月 - 12月 推定25万部[219]
  • 1996年1月 - 12月 推定26万部[220]
  • 1997年1月 - 12月 推定28万部[221]
  • 1998年1月 - 12月 推定32万部[222]
  • 1999年1月 - 12月 推定36万部[223]
  • 2000年1月 - 12月 推定40万部[224]
  • 2003年9月1日 - 2004年8月31日 300,416部[225]
  • 2004年9月 - 2005年8月 295,208部[225]
  • 2005年9月1日 - 2006年8月31日 289,375部[225]
  • 2006年9月1日 - 2007年8月31日 283,541部[225]
  • 2007年10月1日 - 2008年9月30日 261,500部[225]
  • 2008年10月1日 - 2009年9月30日 226,542部[225]
  • 2009年10月1日 - 2010年9月30日 203,959部[225]
  • 2010年10月1日 - 2011年9月30日 189,113部[225]
  • 2011年10月1日 - 2012年9月30日 173,250部[225]
  • 2012年10月1日 - 2013年9月30日 159,242部[225]
  • 2013年10月1日 - 2014年9月30日 146,875部[225]
  • 2014年10月1日 - 2015年9月30日 137,167部[225]
  • 2015年10月1日 - 2016年9月30日 130,375部[225]
  • 2016年10月1日 - 2017年9月30日 124,679部[225]
  • 2017年10月1日 - 2018年9月30日 114,833部[225]
  • 2018年10月1日 - 2019年9月30日 106,913部[225]
  • 2019年10月1日 - 2020年9月30日 94,381部[225]
  • 2020年10月1日 - 2021年9月30日 84,787部[225]
  • 2021年10月1日 - 2022年9月30日 70,130部[225]
  • 2022年10月1日 - 2023年9月30日 53,283部[225]
  • 2023年10月1日 - 2024年9月30日 42,543部[225]
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関連項目

脚注

外部リンク

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