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芦野公園駅

青森県五所川原市金木町芦野にある津軽鉄道の駅 ウィキペディアから

芦野公園駅map
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芦野公園駅(あしのこうえんえき)は、青森県五所川原市金木町芦野にある、津軽鉄道津軽鉄道線である。2024年6月1日より副駅名称を月虹 ~見た方々に幸せを~となる[1]

概要 芦野公園駅, 所在地 ...


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歴史

年表


津軽鉄道旧芦野公園駅本屋

五角形の「腰折れ破風」が設置された半切り妻の屋根を持つ木造平屋建ての建物で、開業時から1975年(昭和50年)まで駅舎として利用された[5]。津軽鉄道では最後に残った開業時からの建築物であった[5]。現在は特定非営利活動法人(NPO法人)の「かなぎ元気倶楽部」が運営する喫茶店「駅舎」として利用されている[6][7][8]

当駅は太宰治の小説『津軽』において描かれている[5][9]。NPO法人の喫茶店として利用されるなど地元の市民にも親しまれていることなどが「国土の歴史的景観に寄与している」と評価され[5]2014年(平成26年)12月19日 に国の登録有形文化財に登録された[2][4]

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駅構造

1面1線の単式ホーム

隣接する「赤い屋根の喫茶 駅舎」という喫茶店に簡易委託駅されており、自社線内の乗車券(区間は限定されている)と入場券が購入できる。また、ダッチングマシンや改札鋏も現役であるが[要出典]、桜まつり期間中(4月下旬 - 5月上旬)の日中のみは、駅に津軽鉄道の社員が派遣されて、全区間のきっぷの販売を行う。

ホーム向かいには先代のストーブ列車として使用されたオハ31 1(元国鉄オハ31 26)が1983年昭和58年)の廃車後に保存展示されていた。2006年(平成18年)7月2日に撤去され、整備を受けた後に2007年(平成19年)10月14日に開業した埼玉県さいたま市鉄道博物館に収蔵された。

利用状況

さらに見る 1日乗降人員推移, 年度 ...

駅周辺

舞台となった作品

いずれも太宰治の作品またはこれを題材とした作品。

  • 津軽(小説)[5][9]
  • 鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽映画[13] - 太宰の小説『斜陽』を原作とした映画。2022年公開予定。

その他

概要 映像外部リンク ...
  • 「桜や老松が広がる閑かな公園内に佇む無人駅」として、東北の駅百選に選定された。
  • 太宰治の小説『津軽』の中で、金木町の町長が上野駅で芦野公園駅までの連絡乗車券を購入しようとしたところ、出札係員に「そんな駅はない」と言われ激昂し、押し問答の末とうとう発券させたというエピソードが紹介されている。
  • 東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅で発売している「津軽フリーパス」の利用は当駅まで(から)となっていたが、現在は金木駅までしか利用できない。
  • 2012年4月29日には、岡山県の旧片上鉄道吉ヶ原駅の猫駅長「コトラ」が訪れ、統括駅長を務めた[14]

隣の駅

津軽鉄道
津軽鉄道線
金木駅 - 芦野公園駅 - *川倉駅 - 大沢内駅
*一部の列車は川倉駅を通過する。

脚注

関連項目

外部リンク

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