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菅原古人

奈良時代から平安時代初期の貴族。土師宿禰のち菅原宿禰。従五位下・遠江介 ウィキペディアから

菅原古人
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菅原 古人(すがわら の ふるひと)は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族氏姓土師宿禰のち菅原宿禰阿波守・土師宇庭の子。官位従五位下遠江介

概要 凡例菅原 古人, 時代 ...

経歴

光仁朝末の宝亀10年(779年従五位下に叙せられる。

天応元年(781年桓武天皇即位後に従五位下・遠江介に叙任される。まもなく、古人や道長ら一族15名が以下の通り、居住地である大和国添下郡菅原邑に因んで菅原姓(菅原宿祢)への改姓を願い出て、これを許される。

  • 祖業を顧みると、吉凶相半ばして、天皇の葬礼においては葬儀を掌り、祭の日には祭儀を預かり、このように奉仕することはまことに世間の習慣にも合っていた。しかし、現在はそうではなく専ら葬儀のみ預かっていて、祖業を深く考慮すると本意ではない。そこで居住地にちなんで土師から菅原へ改姓したい。

没後の延暦4年(785年侍読としての功労により、4人の子息に対して学業に努めさせるため衣服と食糧が支給されている[1]

人物

学者として高名で、余人で並ぶ者はなかった。一方で、家に財産の余裕がなく、子息は窮乏に苦しんだという[2]

官歴

続日本紀』による。

系譜

  • 父:土師宇庭[3]
  • 母:不詳
  • 生母不明の子女

脚注

参考文献

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