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菊の世酒蔵
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菊の世酒蔵(きくのよさかぐら)は、愛知県犬山市の博物館明治村にある建築物。明治時代初期に穀物蔵として建てられ、1895年(明治28年)に酒蔵として移築された。1983年(昭和58年)には博物館明治村で一般公開が開始され、2004年(平成16年)2月17日には明治村菊の世酒蔵(めいじむらきくのよさかぐら)として国の登録有形文化財に登録された。
歴史
明治初期、愛知県碧海郡新川町(現・碧南市)に穀物蔵として建てられたとされる[1]。1895年(明治28年)、碧海郡刈谷町(現・刈谷市広小路5丁目1と銀座4丁目)に菊の世広瀬酒造の仕込み蔵として移築された[1]。
1969年(昭和44年)にはこの建物が解体され、1965年(昭和40年)に開館したばかりの博物館明治村によって保存された[2]。1983年(昭和58年)12月、博物館明治村の敷地内(5丁目64番地)に移築されて一般公開が開始された[2]。2004年(平成16年)2月17日、国の登録有形文化財に登録された。
移築のさい、建物の地上部分の半分と地下は鉄筋コンクリート造に改修され、明治村の収蔵庫として使用されている(収蔵庫は非公開)。
- 刈谷市にあった時代の酒蔵(1955年)
建築
桁行は18間(約33m)、梁行は9間(約16m)。土蔵造、切妻造、桟瓦葺、2階建の和風建築である[1]。9間の梁行を3等分し、柱を立てて鳥居形に組み、両側から登り梁を渡して和小屋とした小屋組である[1]。外壁は厚い土壁であり、片側に大きなひさしが付いている[1]。
- 建物の入口
- 建物の内部
- 建物の内部
脚注
外部リンク
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