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菩提院大御堂
奈良県奈良市の興福寺の子院 ウィキペディアから
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菩提院(ぼだいいん)は、奈良県奈良市にある法相宗の寺院。大本山興福寺の子院。本尊は阿弥陀如来。通称は十三鐘(じゅうさんかね)という。興福寺から見て五重塔の南、三条通りを渡ったところに建つ。
歴史

寺伝では、奈良時代に玄昉により創建されたと伝わるが、実際には玄昉の菩提を弔う一院として造営されたとの見方もある。
鐘楼にかかる梵鐘は永享8年(1436年)の鋳造で、かつては昼夜十二時(とき)[1]だけではなく、明け七つと六つの間の早朝勤行の時にも打たれたことから、「十三鐘」の通称を持つ。
大御堂前庭では、春日神鹿をあやまって殺した少年・三作を石子詰の刑に処して葬り、祀ったと伝わる塚がある。元禄時代、近松門左衛門の草した浄瑠璃『十三鐘』は、この伝説に取材したものである。
境内
文化財
重要文化財
- 木造阿弥陀如来坐像 - 鎌倉時代作。
前後の札所
- 大和北部八十八ヶ所霊場
- 61 春岳院 - 62 十三鐘菩提院 - 63 白毫寺
参考文献
- 興福寺設置 現地案内板記事より
脚注
外部リンク
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