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蒲郡市民の歌
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「蒲郡市民の歌」(がまごおりしみんのうた)は、日本の愛知県蒲郡市が制定した市民歌である。作詞・牧富也、作曲・藤山一郎。
本記事では、市民歌と同時期に制定された市民音頭「蒲郡ふるさと音頭」についても解説する。
解説
宝飯郡蒲郡町他2町村の新設合併による蒲郡市の市制施行20周年を記念して歌詞を懸賞募集し、応募総数48篇から市立三谷東小学校教員の牧富也の応募作が採用された[1]。作曲者は藤山一郎で、1974年(昭和49年)4月14日に発表演奏会が行われている[2]。
朝日ソノラマが市立三谷小学校コーラス部の歌唱による「市民の歌」を単独で収録したソノシートを作成しているが、これとは別にテイチクレコードが製造した「蒲郡ふるさと音頭」のシングル盤(規格品番:49-21)ではA面に「ふるさと音頭」、B面に「市民の歌」がいずれも三波春夫の歌唱で収録された。
市の公式サイトに楽曲紹介は無く2012年(平成24年)刊行の『全国 都道府県の歌・市の歌』にも掲載されていないが、蒲郡市民会館のYouTubeチャンネルで音源が公開されているのをはじめ、市の健康推進課が作成した「蒲郡市民の体操」では「市民の歌」がBGMとして使われている[3]。
蒲郡ふるさと音頭
「蒲郡市民の歌」と同時期に制定された「蒲郡ふるさと音頭」(がまごおりふるさとおんど)は、蒲郡市の市民音頭である。作詞者の「北村桃児」は創唱者でもある三波の別名義で、作曲は遠藤実。
発表演奏は市民歌と同じく市制20周年記念事業として開催された「歌いまくる 三波春夫ショー」の演目として行われた[2]。市内の盆踊りにおいては定番の曲目となっており[2]、蒲郡市立図書館でカセットテープを貸し出している[4]。
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備考
蒲郡市に関連する楽曲としては市民歌やふるさと音頭の他に、1994年(平成6年)に第49回わかしゃち国体開催を記念して作られた「大好きな風景」がある[4]。
また、いずれも町制時代の作成で1933年(昭和8年)に西條八十の作詞、中山晋平の作曲でビクターから発売された「蒲郡音頭」や1950年(昭和25年)に蒲郡町役場が歌詞を懸賞募集して古関裕而の作曲、伊藤久男と奈良光枝の歌唱で日本コロムビアがSP盤を製造した「観光蒲郡の歌」があり[5]、「蒲郡音頭」は前述の「大好きな風景」のカップリング曲としてコロムビア委託製造の8センチCDで復刻され[4]、「観光蒲郡の歌」は2020年(令和2年)に作曲者を主人公のモデルとした朝ドラ『エール』の公開に合わせて蒲郡市博物館でレコード盤の特別展示が行われた[5]。
参考文献
- 蒲郡市三十年史編纂委員会、蒲郡市教育委員会 編『蒲郡市三十年史』(蒲郡市役所、1984年) NCID BN03493147
出典
関連項目
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