藤原氏範

藤原 氏範（ふじわら の うじのり）は、平安時代初期の貴族。藤原北家、参議・藤原道雄の子。官位は従五位上・遠江権守。

凡例 藤原氏範
時代	平安時代初期
生誕	不詳
死没	不詳
官位	従五位上、遠江権守
主君	淳和天皇→仁明天皇
氏族	藤原北家
父母	父：藤原道雄、母：藤原末茂の娘
兄弟	氏範、春幹、万枝

経歴

淳和朝末の天長10年（833年）従五位下に叙爵。

仁明朝では承和8年（841年）典薬頭、承和15年（848年）遠江権守を歴任する。またこの間の承和13年（846年）には従五位上に叙せられている。

官歴

『六国史』による。

• 時期不詳：正六位上
• 天長10年（833年） 正月7日：従五位下
• 承和8年（841年） 5月13日：典薬頭
• 承和13年（846年） 正月7日：従五位上
• 承和15年（848年） 5月28日：遠江権守

参考文献

• 森田悌『続日本後紀』（上下巻）、講談社〈講談社学術文庫〉、2010年