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見野古墳群
兵庫県姫路市にある古墳群 ウィキペディアから
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見野古墳群(みのこふんぐん)は、兵庫県姫路市四郷町(しごうちょう)見野にある古墳群(群集墳)。4基が兵庫県指定史跡に、6基が姫路市指定史跡に指定されている。

(左から)6号墳・5号墳・4号墳
概要
兵庫県南部、市川東岸の八家川流域の麻生山(小富士山)東麓に営造された古墳群である。現在までに13基が確認されている。一部は2005-2007年(平成17-19年)に発掘調査が実施されている。
構成古墳はいずれも埋葬施設を横穴式石室とし、比較的大型の石室である点に特色を示す[1]。特に6号墳は墳丘1つに横穴式石室2基を有するという珍しい双室墳である[1]。また10号墳では墳丘封土が失われて石室が露出しており、石舞台古墳(奈良県明日香村)を連想させる様子から「姫路の石舞台」と通称される[1]。
この見野古墳群は、古墳時代後期-終末期の6世紀後半-7世紀頃の営造と推定される[1]。石室形態の変遷を追うことを可能とする古墳群であるとともに、南東約650メートルでは白鳳寺院の見野廃寺跡が知られ、本古墳群の営造氏族との関連性が指摘される古墳群になる[2][1]。
3・4・6・10号墳は2019年(平成31年)に兵庫県指定史跡に指定され[1]、1・2・8・9・12・13号墳は2006年(平成18年)に姫路市指定史跡に指定されている[1]。
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遺跡歴
一覧
文化財
兵庫県指定文化財
- 史跡
- 見野古墳群 - 3・4・6・10号墳(計4基)。2019年(平成31年)3月12日指定[3]。
姫路市指定文化財
- 史跡
- 見野古墳群 - 1・2・8・9・12・13号墳(計6基:指定当時は1-4・6・8-10・12・13号墳の計10基)。2006年(平成18年)3月24日指定[1]。
周辺

見野廃寺跡
- 見野廃寺跡
- 見野長塚古墳
脚注
参考文献
関連文献
外部リンク
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