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谷口幸男

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谷口 幸男(たにぐち ゆきお、1929年7月9日[1] - 2021年4月3日)は、日本の文学者文学研究者、民俗学者翻訳家広島大学名誉教授。専門はドイツ文学および北欧文学[2]位階従四位

概要 谷口 幸男(たにぐち ゆきお), 誕生 ...
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経歴

1953年東京大学文学部独文科を卒業し、同年秋田大学学芸学部助手に採用される[3]1955年以降神戸大学文学部助手、講師を経て助教授に昇任する[3]。その間、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金によりミュンヘン大学に留学する。1963年広島大学文学部に転任となり助教授を経て教授に就任する[3]1980年に「アイスランド・サガ」その他の北欧古代文学の訳業により第18回藤村記念歴程賞を受賞する。1989年に広島大学を退官し[3]、名誉教授の称号を与えられる。同年大阪学院大学国際学部教授に就任し、2003年に同大学を退職する[3][4]

2012年、瑞宝中綬章受章[5][6]。2021年4月3日7時37分、兵庫県三田市の病院で死去する[7]91歳没。死没日をもって、従四位に叙される[8]

著書

単著

  • 『エッダとサガ - 北欧古典への案内』新潮選書、1976年、新装改版2017年
  • 『ゲルマンの民俗』渓水社、1987年
  • ルーン文字研究序説』小澤実編、八坂書房、2022年

共著

  • 福嶋正純・福居和彦共著『ヨーロッパの森から - ドイツ民俗誌』日本放送出版協会NHKブックス〉、1981年
  • 遠藤紀勝共著『仮面と祝祭 - ヨーロッパの祭にみる死と再生』三省堂、1982年
  • 飯野和好共著『魔法のつぼ - 北欧の昔ばなし (世界の昔ばなし)』小峰書店、1983年
  • 『図説・ドイツ民俗学小辞典』同学社、1985年、新版2000年
  • 『現代に生きるグリム』岩波書店、1985年
  • 遠藤紀勝・写真『ヴァイキングの世界』新潮社、1986年
  • 遠藤紀勝・写真『図説 ヨーロッパの祭り』河出書房新社〈ふくろうの本〉、1998年

翻訳

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受賞・栄典

所属学会

  • 日本独文学会
  • 日本ゲーテ協会( - 1986年)
  • 広島日独協会(1964年 -)
  • 広島独文学会(1980年 - 1986年)
  • 日本アイスランド研究会(1981年 - 1986年)[4]

脚注

備考

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