トップQs
タイムライン
チャット
視点
道営記念
ウィキペディアから
Remove ads
道営記念(どうえいきねん)は、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬の重賞競走である。農林水産大臣より寄贈賞の提供を受けており、名称は「農林水産大臣賞典 道営記念」と表記される。
概要
1958年に創設された4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走。ホッカイドウ競馬のグレードではH1に格付けされ、古馬による最強馬決定戦として位置付けられているほか、近年は最終開催日の最終競走として施行することが多くなり、シーズンの最後を締め括る総決算レースの意味合いも持つ(2025年はブロッサムカップが門別競馬の最後の重賞競走となる)。
2021年現在、ホッカイドウ競馬で行われている古馬の重賞競走で交流競走に指定されていないのは、当競走とグランシャリオ門別スプリント、道営スプリントのみとなっている[2]。
創設から1987年までは主に札幌競馬場で施行していた。その後開催地は帯広競馬場を中心に函館競馬場や岩見沢競馬場など変更を繰り返した後、1997年以降は札幌で施行した2006年と2007年を除き、門別競馬場での施行が定着している。
1965年にはアラブ系のシユナイダーが優勝している。2002年からは出走馬の一部をファン投票で選出するようになった。
2012年は、「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行した[3]。
2021年より始まったホッカイドウ競馬のシリーズ「カウントアップチャレンジ」のカウントアップMの対象競走となっている[4]。
条件・賞金等(2024年)
過去の副賞
スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下の種牡馬の翌年度種付権が副賞として贈られた。
- 2003年 - 2006年:フレンチデピュティ[7][8][9][10]
- 2007年:フジキセキ[11]
- 2008年:ダンスインザダーク[12]
- 2009年・2010年:シンボリクリスエス[13][14]
- 2011年:ゼンノロブロイ[15]
- 2012年・2013年:アドマイヤムーン(優勝馬の生産牧場[16][17])
- 2014年:エンパイアメーカー(優勝馬の馬主)
- 2015年:ケープブランコ(優勝馬の馬主)
- 2016年 - 2020年:スクリーンヒーロー(優勝馬の生産牧場)[18][19]
- 2021年 - 2022年 リオンディーズ(優勝馬の生産牧場)[20]
- 2023年:ルーラーシップ(優勝馬の生産牧場)[21]
Remove ads
歴代優勝馬
要約
視点
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
Remove ads
主な記録
同一馬による連覇は1962年・1963年(ミヨウトクマル)、1969年・1970年(ハツヒノデ)、1971年・1972年(ダイゴシユウホマレ)、1994年・1995年(ササノコバン)、2020年・2021年(クインズサターン)の5例がある。
2011年の優勝馬ショウリダバンザイの馬主・林正夫は、騎手時代と調教師時代にも本競走を勝利しており、騎手・調教師・馬主全てで優勝を果たしている[30]。2019年にも同氏が馬主であるリンノレジェンドが勝利を挙げた[31]。それぞれの管理調教師である林和弘は実子である。
2023年は出走11頭中6頭が落馬する多重事故が発生し、完走は5頭に留まった[32]。
脚注
参考文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads