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高井ゆと里

日本の哲学者 ウィキペディアから

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高井 ゆと里(たかい ゆとり[2]、1990年[3] - )は、日本哲学者。群馬大学情報学部准教授。専門はハイデガー研究を中心とした西洋哲学、研究倫理および生殖の倫理などの生命倫理学、およびトランスジェンダー研究[4]

概要 人物情報, 生誕 ...

来歴

2013年3月、東京大学文学部思想文化学科卒業[5]。2015年3月、同大学院人文社会系研究科(倫理学研究室)修士課程修了。2019年8月、同博士課程(倫理学研究室)単位取得満期退学[5]。 2020年2月に博士(文学)を取得[5]

2017年以降、千葉大学埼玉医科大学ほかで非常勤講師[5]。2019年8月国立がん研究センター特任研究員、2021年4月石川県立看護大学講師を経て[3]、2022年4月より群馬大学情報学部准教授を務める[2][1]

ノンバイナリー当事者であることを2021年11月に公表している[6][7]

研究・活動

学部時代から熊野純彦ゼミに所属[8]し、卒業論文で『存在と時間』をテーマとして以来ハイデガー研究を専門としている。哲学者の丸山文隆は、高井の著書『ハイデガー:世界内存在を生きる』を日本語圏における優れたハイデガー入門書と評価している[9]

2023年、周司あきらとの共著で、トランスジェンダーに関する日本初の入門書『トランスジェンダー入門』を刊行した[10]。本書は複数の書評で、現在のトランスジェンダー差別を考えるうえで優れた入門書と評価されている[11][12][13][14][15]。このほかにも、共著者や編者として、トランスジェンダーの立場から性別について捉え直す書籍や[16]性同一性障害特例法を検討する書籍[17]を手掛けている。

受賞

  • 2021年‐松井健志との共著論文「臨床研究からの妊婦の排除という倫理的問題」にて、日本生命倫理学会若手論文奨励賞を受賞[18]
  • 2022年‐翻訳書『トランスジェンダー問題:議論は正義のために』にて、紀伊國屋じんぶん大賞4位にランクイン[19]
  • 2024年‐周司あきらとの共著『トランスジェンダー入門』にて、紀伊國屋じんぶん大賞3位にランクイン[20]
  • 2024年‐周司あきらとの共著『トランスジェンダー入門』にて、新書大賞5位にランクイン[21]

著作

単著

共著

編著

訳書

主な学術論文

  • (共著:松井健志)「プラセボ対照試験は倫理的に許されるか?:均衡原則をめぐる論争」『医学哲学医学倫理』39号、2021年。
  • (共著:松井健志)「臨床研究からの妊婦の排除という倫理的問題」『生命倫理』31巻1号、2021年。
  • (共著:松井健志)「臨床研究における「治療との誤解」再考」『医学哲学医学倫理』40号、2022年。
  • 「希少性疾患と医療資源分配の正義」『生命倫理』32巻1号、2022年。
  • 「世界は我が家なのか?:フェミニスト現象学と実存論的分析論」(特集:フェミニズムと実存)『実存思想論集』38号、2023年。
  • (共著:山田秀頌)「トランスジェンダーの性別承認法における不妊化要件に妥当性はあるか」『生命倫理』33巻1号、2023年。
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脚注

外部リンク

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