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高岡市美術館

富山県高岡市中川にある公立美術館 ウィキペディアから

高岡市美術館map
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高岡市美術館(たかおかしびじゅつかん、TAKAOKA ART MUSEUM)は、富山県高岡市中川にある公立美術館。この項目では、高岡市美術館の前身である高岡市立美術館(たかおかしりつびじゅつかん)についても解説する。

概要 高岡市美術館 TAKAOKA ART MUSEUM, 施設情報 ...
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概要

1994年平成6年)9月15日に開館[1]美術工芸金属造形を中心とする常設展示や定期的な企画展示が行われる。建物は地上2階、地下1階。1階には受付、企画展示室など、2階には高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー、テラスなど、地下1階にはショップ、駐車場などがある。1998年(平成10年)に建設省の「公共建築百選」に選ばれている。

歴史

1951年昭和26年)4月に開催された高岡産業博覧会の美術館パビリオンとして、高岡古城公園内に木村得三郎の設計により建設され、同年8月26日に公立美術館として開館[2]第二次世界大戦後北陸では初、高松市立美術館(現高松市美術館)に次いで設立された公立美術館であった。当時、東京都美術館京都市美術館神奈川県立近代美術館など、数える程しかなかった公立美術館のひとつだった。この建物は現在も高岡市立博物館本館として利用されている。

1972年(昭和47年)10月1日高岡市立美術館に改称[2]

1992年(平成4年)2月、美術館の狭隘化により、新しい美術館の建設が決定し、同年3月に市民総合文化広場(高岡文化の森)の拠点施設として着工した[1]

1994年(平成6年)4月28日[3]、地下1階地上2階建て[1]の新しい美術館が完成し[3]、同年9月15日に開館。現在の高岡市美術館に至る。開館と同時に県内の美術館として初めて110インチの大型画面を備えたハイビジョンシアターが設置された[1]

2013年(平成25年)12月1日から翌年1月5日まで高岡市出身の藤子・F・不二雄生誕80年の記念展を開催し、期間中、高岡銅器の「高岡市ドラえもんポスト」をアートギャラリーに設置し[4]、反響が大きかったため、改めて高岡市美術館エントランスホールに2014年1月6日から2月28日まで設置(2014年3月29日に高岡駅待合室(交通広場)内に移設)[5]

2015年12月1日に「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を美術館2階に開設した[6][7]

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展示室・施設

高岡市美術館の建物の設計は建築家内井昭蔵が手掛けた。建築面積 3152.98m2、鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階、塔屋1階建て。延床面積 5,630.99m2、展示面積 1,488.21m2

地下1階
1階
  • エントランスホール、受付、コインロッカー、企画展示室 1・2・3、アートホール、光と水の塔、休憩コーナー
2階
  • 高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー[6][7]、ギャラリーショップ、テラス

シンボルマーク

高岡市美術館のシンボルマークのデザインは、グラフィックデザイナー松永真が手掛けた。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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