高梨氏館
長野県中野市にあった居館 ウィキペディアから
高梨氏館(たかなししやかた)は、信濃国高井郡中野[1](現・長野県中野市)にあった高梨氏一族の居館(日本の城)。国の史跡。高梨城、高梨小館、中野小館、中野御館、中野城などと呼ばれることもある。
概要
北信濃地域の豪族高梨氏の館である。背後の鴨ヶ嶽城を詰めの城としていた。戦国初期に、高梨政盛が建て始め、政頼の代に完成したといわれる。戦国時代、武田信玄の勢力が北信地方に及ぶと、高梨政頼は上杉謙信を頼った。武田氏滅亡後、本領の一部を回復したが、上杉景勝の会津移封に同行したため、城は廃城となった。 2007年(平成19年)2月6日、国の史跡に指定された。
現状
東西約130メートル、南北約100メートルの規模で土塁、堀などが残る史跡公園「高梨館跡公園」として整備されている。 発掘調査では、門跡一棟、礎石建物跡5棟、掘立柱建物7棟、庭園跡等が確認されている。
所在地
交通
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.