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鳥羽市立神島中学校
三重県鳥羽市にある中学校 ウィキペディアから
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鳥羽市立神島中学校(とばしりつかみしまちゅうがっこう)は、三重県鳥羽市にある公立中学校。伊勢湾口に浮かぶ神島にある。
1990年(平成2年)には31人が在籍していたが[1]、2020年(令和2年)5月1日現在の生徒数は11人になっている[2]。
概要
校地は神島の南部に位置し、集落のある北部からは離れている。旧校舎は神島小学校と並んで建っており[3]、体育館[4] とグラウンドを共有していた。鳥羽市は校舎の耐震化が必要との考えから、2014年(平成26年)度に小学校と複合化することを検討[3][5]、2017年4月に標高21mの現在地に木造2階建ての神島小学校と一体化した新校舎に移転した[6]。
武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)に基づく避難施設に指定されている[7]。校舎の標高は11mであり、南海トラフで地震が発生した場合、付近の海岸には27mの津波が押し寄せることが想定されているため、山林を切り開いて標高40mのところに避難場所が整備された[8]。
離島にあり鳥羽本土から約16km離れていることから、教員は島内の教員住宅で暮らしながら指導にあたる[9]。そのため、離任の時には島民による鳥羽市営定期船神島桟橋での紙テープを使った見送りが行われるのが恒例となっている[9]。
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沿革
- 1947年(昭和22年)5月5日 - 神島村立神島中学校として開校[10]。
- 1949年(昭和24年)
- 1953年(昭和28年)6月 - 3tの漁業実習船を建造[12]
- 1954年(昭和29年)11月1日 - 市町村合併により、鳥羽市立神島中学校に改称[10]。
- 1961年(昭和36年) - 自家発電設備が完成[13]。
- 1970年(昭和45年)10月31日 - 2階建の鉄筋新校舎が完成し、神島小学校とともに移転、落成式を挙行[13][14]。
- 1983年(昭和58年) - 神島小・中学校給食室が完成[15]。
- 1985年(昭和60年)3月27日 - 神島小・中学校体育館の新築落成式を挙行[4]。
- 2000年(平成12年)7月27日 - 週休2日制導入を前に、三重大学・神島小学校・地域と連携して「かみしま潮騒太鼓」を作り、「かみしま潮騒太鼓を育てる会」を創立[16]。
- 2011年(平成23年)5月16日 - 鳥羽市立答志中学校1年生が神島に来島、交流会を行う[17]。
- 2017年(平成29年)4月 - 鳥羽市立神島小学校と統合する。それに伴い新校舎が建てられる[6]。
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学区
- 神島町
部活動
かつてはバレーボール部があり、何度か三重県大会に出場したが、現在は卓球部のみである[10]。陸上競技部はないが、陸上競技大会へ出場している[19]。
交通
- 鳥羽市営定期船神島桟橋より徒歩約17分(約1.4km)。
周辺
- 鳥羽市立神島小学校
- カルスト地形
- ニワの浜
- 古里の浜
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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