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黄金駅 (北海道)
北海道伊達市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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黄金駅(こがねえき)は、北海道伊達市南黄金町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH35。電報略号はコネ[2]。事務管理コードは▲130309[3]。
歴史

- 1925年(大正14年)8月20日:鉄道省長輪東線輪西駅(現・東室蘭駅) - 伊達紋別駅間開通に伴い黄金蘂駅(おこんしべえき)として開業[1]。一般駅[1]。
- 1928年(昭和3年)9月10日:線路名を長輪線に改称、同線の駅となる。
- 1931年(昭和6年)4月1日:長輪線を室蘭本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
- 1952年(昭和27年)11月15日:黄金駅に改称[1]。
- 1960年(昭和35年)10月15日:貨物取扱い廃止[1]。
- 1980年(昭和55年)5月15日:室蘭本線のCTC化により無人[4](簡易委託)化。同時に荷物取扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1988年(昭和63年):駅舎改築。
- 時期不詳[注 1]:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。
この地を流れる現在の気仙川がアイヌ語で「川尻に・コンブ・群生する[注 2]・もの」を意味する「オコㇺプシュペ(o-kompu-us-pe)」と呼ばれており、当初はこれに「黄金蘂(おこんしべ)」と漢字を当てたものが、後年下略の上読み替え「黄金」の名称となった[5][6][7]。
改称の理由について1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では、「字がむずかしいので[7]」としている。
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駅構造
単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型の2面2線を有する地上駅。かつては2面3線の配線であったが、1983年(昭和58年)時点で島式の駅舎側の1線(中線・旧2番線)は長万部方の転轍機及びホームまでの線路が撤去され、岩見沢方は上下線への転轍機が残され側線となっていた[8]。さらに1993年(平成5年)時点で転轍機を含め完全に撤去されていた[9]。互いのホームは駅舎側単式ホーム北側と島式ホーム北側を結んだ構内踏切で連絡している[9]。そのほか1983年(昭和58年)時点で1番線側(駅舎側、下り線)に岩見沢方から分岐した短い側線を1線有していたが[8]、これも1993年(平成5年)時点で転轍機を含め撤去されている[9]。
無人駅となっている。駅舎は線路の東側(陸側・岩見沢方面に向かって左側)に位置し単式ホームに接している。有人駅時代の下見板張りの駅舎[10]は改築されたが、新しい駅舎も下見板張りを採用している[10]。駅舎内にトイレを有する。
かつては駅舎内に売店があり、無人化後も簡易委託として乗車券を販売していたほか、依頼すれば国鉄時代からの駅スタンプも押すことが出来た(1993年(平成5年)時点では営業中であった[9])。
のりば
- 駅舎(2009年9月)
- ホーム(2017年9月)
- 構内踏切(2017年9月)
- 駅名標(2017年9月)
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利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
1日の平均乗降人員は以下の通りである[11]。
駅周辺
当駅は内浦湾の海際にあり、ホームから青く広い海が望める。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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